名前：浜 圭介（はま けいすけ）
本名：金野 孝（こんの たかし）
生年月日：1946年4月6日（78歳）
出身地：旧満州（中国東北部）

浜圭介は、奥村チヨの「終着駅」や、八代亜紀の「雨の慕情」、桂銀淑の「大阪暮色」などの楽曲提供で知られる作曲家です。

1946年に旧満洲の収容所で生まれ、1歳の時に日本に渡り、15歳の時に歌手を目指して上京しました。

1964年に芸名・牧宏次として「波止場のロック」で歌手デビューし、1966年に芸名・大木賢として「これが愛さ」で再デビュー。
1968年に浜圭介として作曲活動を始めたと同時に、芸名・浜真二として「おんな道」で再々デビューしました。

1971年に歌手の奥村チヨに提供した「終着駅」が大ヒットしたことで作曲家として知られるようになり、1973年に日本レコード大賞の作曲賞を受賞しました。

1980年には八代亜紀に提供した「雨の慕情」が大ヒットし、この曲は日本レコード大賞で大賞を受賞しています。

1985年には桂銀淑のデビュー曲「大阪暮色」の作詞作曲を担当し、「すずめの涙」「夢おんな」「酔いどれて」など数々のヒット曲の作曲を手掛けました。

ここでは70年代から作曲家として活躍する浜圭介の結婚をまとめました。
嫁・奥村チヨの情報、嫁との馴れ初め、子供の有無、姪の麻生祐未の情報など、浜圭介の結婚事情をお届けします。

浜圭介は1974年に歌手の奥村チヨと結婚しました。

2024年現在は結婚50周年の金婚式を迎え、長年連れ添った夫婦となりましたが、今でもほとんどケンカをせず、仲睦まじい夫婦関係を築いているとのことです。

結婚生活はとても平和で、自宅では嫁の奥村チヨがよく喋り、浜圭介がそれを聞いて優しく笑っているというのが日常とのことでした。

名前：奥村 チヨ（おくむら ちよ）
生年月日：1947年2月18日
出身地：大阪府池田市

奥村チヨは1965年にデビューした歌手です。

高校生の時にオーディションに合格して小野薬品のドリンク剤「リキ・ホルモ」のCMソングを歌い、高校卒業後の1965年に「あなたがいなくても/私を愛して」で歌手デビューしました。

デビュー当時は“和製シルヴィ・ヴァルタン”と呼ばれ、魅惑的な甘い雰囲気の歌声で多くの人から支持されました。

1969年から1970年にかけてリリースした「恋の奴隷」「恋狂い」「恋泥棒」の“恋3部作”が大ヒットしたことで人気歌手の地位を確立しました。

その後、1971年にリリースした 「終着駅」も大ヒットし、楽曲提供した浜圭介と1974年に結婚しました。

奥村チヨは結婚後に一時活動休止しましたが、1978年に「走馬燈」をリリースして歌手活動を再開しました。

その後はディナーショーを中心に自身のペースで音楽活動を続け、1993年には“60’sブーム”の波に乗って「恋の奴隷」が再ヒットし、2002年にベストアルバム「GOLDEN☆BEST 奥村チヨ」をリリースしました。

2016年には12年ぶりとなる新曲「Be With You -あなたに逢えた-」をリリースし、新曲発売を記念してインストアライブを行うなど精力的に活動。

しかし2018年12月31日をもって歌手活動を退き、現在は芸能界を引退しました。

浜圭介と嫁・奥村チヨの馴れ初めは、奥村チヨの大ヒット曲「終着駅」の作曲を浜圭介が手掛けたことがきっかけです。

1971年に「終着駅」が大ヒットし、浜圭介は1973年に日本レコード大賞の作曲賞を受賞しました。
その後、1974年に奥村チヨとの結婚を発表しました。

浜圭介と奥村チヨがトーク番組「徹子の部屋」に出演した際に、出会った当初の詳細な馴れ初めエピソードを披露しました。

番組放送当時、結婚42年の長さながら手を繋いで登場するというラブラブぶりを見せつけた浜圭介と奥村チヨ。
夫婦揃ってトーク番組に出演するのは初めてで、仲睦まじい姿を見せながら馴れ初めが語られました。

番組で語られた馴れ初めによると、交際のきっかけは1枚の冷たいおしぼりとのことです。
詳しい馴れ初めを見ていきましょう。

浜圭介と奥村チヨの出会いは、楽曲「終着駅」がきっかけです。

浜圭介のもとに作曲の依頼が舞い込んだ際、作詞を手掛けた千家和也の詞を見た瞬間に「これは売れる」と直感して鳥肌が立ったことを明かしています。

奥村チヨはそれまで、「恋の奴隷」のように男性好みの女になりたいという献身的な女性の歌を歌うことが多く、そのイメージを脱却して大人の歌手になりたいと悩んでいました。

「終着駅」はイメージ脱却にはピッタリの大人の曲でしたが、周囲からは曲の難しさとイメージ戦略的に猛反対に遭ったといいます。

それでも奥村チヨは「せっかく巡り会えたのだから歌いたい」と自身の歌手生命を懸け、もし売れなかったら引退するという意気込みで同曲を発表しました。

結果的に爆発的なヒットとなり、奥村チヨは大人の歌手へと成長を遂げました。

浜圭介と奥村チヨは「終着駅」の制作過程で何度か会っていましたが、歌手同士ということもあり仕事現場では挨拶を交わす程度の関係性でした。

しかし「終着駅」がヒットしたことで奥村チヨの母親がとても喜び、食事会をセッティングしました。

浜圭介は緊張もあって飲みすぎてしまい、酩酊してソファで少し横になって休憩していたところ、奥村チヨが額にそっと冷たいおしぼりを乗せてくれたといいます。

この時に浜圭介は奥村チヨを女性として意識するようになり、それまでなかった結婚願望が芽生え、交際3年を経て1974年に結婚することになりました。

これが浜圭介と奥村チヨの馴れ初めです。
新婚当時は奥村チヨが家事に悪戦苦闘することもあったようですが、結婚50周年を迎えたおしどり夫婦として、現在も仲睦まじい結婚生活を送っているとのことです。