まもなくデビュー40周年を迎えようとする現在も精力的に活動しており、2022年には自身初となるファンミーティングを開催。
ファンクラブイベント会員限定公演にして全席即完売という変わらぬ人気の高さを見せつけました。

2023年には24年ぶりとなる全国ツアー「Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-」を開催し、ツアー最終日には山梨県河口湖ステラシアターでデビュー38周年を祝う記念ライブも開催されました。

2024年も精力的に音楽活動をしており、19都市21公演の全国ツアー「Miho Nakayama Concert Tour 2024 Deux」を開催。
デビュー記念日である2024年6月21日にツアー最終日を迎え、往年の名曲からヒット曲までファン感激のセットリストで観客を楽しませました。

その模様は2024年11月27日発売のBlu-ray「Miho Nakayama Concert Tour 2024 Deux-」に収録されているので、現在の中山美穂の活躍が気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

ここからは中山忍と中山美穂の姉妹エピソードをお届けします。

中山忍は姉が中山美穂であることをデビュー当時から大々的に取り上げられており、本人はそれが大きなコンプレックスだったことを明かしています。

当時の中山忍は「姉の傘の下に守られているから、自分に仕事の依頼が来るのではないか」と悩み、どこに行っても中山美穂の妹として見られることから、「“中山忍”という個人はどこに行ってしまうのだろう」と不安を抱えていたことを明かしています。

また、何でも簡単にこなしてしまうように見える天才肌な姉を羨ましく思い、中山忍は「私がどんなにコツコツと努力を積み重ねたことでも、お姉ちゃんは簡単にやってのけちゃう。もちろん見えないところで努力してるんだと思うけど、そういうところが羨ましく思う」と語ったこともありました。

そんな中山忍に対しマネージャーは「誰でも知ってる人の妹というのは、芸能界で顔を覚えてもらう上でとても恵まれてることなんだよ」と繰り返し、根気よく諭してくれていたようです。

1991年放送のフジテレビ系モノマネ番組「ものまね珍坊」に中山忍が出演した際、所属事務所側は番組に対し中山美穂の話題はNGと通達を出していたものの、清水アキラがアドリブで中山美穂のモノマネを要求しました。

中山忍はこの出来事に心が傷付き、「もうバラエティには出たくない」と泣きながら訴え、この件がきっかけとなりアイドル歌手を辞めることになりました。

その後は「女優として経験を積み重ねていくしかない」と自分が歩むべき生き方を決意し、音楽活動も休止して女優に専念することになりました。

中山忍はデビュー当時から“中山美穂の妹”と呼ばれることをコンプレックスに感じていましたが、それでも姉とは仲が良く、現在も交流していることが明かされています。

2022年に中山美穂がTBS「人生最高レストラン」に出演した際、中山忍と一緒によく焼肉店に行っていることを明かしました。
また、弟も含めて3人で食事に行くことも多く、仲の良い兄弟であることが伝わりました。

中山忍は2023年に中山美穂について「私の中で“推し活”はお姉ちゃん」と語り、推しである姉のコンサートをよく観に行っていることを明かしています。

コンサート中にテンションが上がって客席から「お姉ちゃん頑張ってー！」と叫んで応援してしまい、一般客をざわつかせたというエピソードも残されていました。

コンプレックスはあれど不仲になることはなく、今でも仲の良い姉妹関係を築いているようです。

中山忍の実家と家族についてお届けしました。
姉の中山美穂と共に現在も芸能界で活躍する中山忍のこれからにも注目していきたいですね。