名前：氷室京介（ひむろ きょうすけ）
生年月日：1960年10月7日
出身地：群馬県高崎市倉賀野町
血液型：O型

ロックバンド「BOØWY」のボーカリストとして一世を風靡し、解散後はソロのロックミュージシャンとして活躍している氷室京介。

2016年のファイナルライブ「LAST GIGS」をもって〝氷室京介を卒業〟した彼の現在をまとめました。

1982年、ロックバンド「BOØWY」のボーカルとしてのアルバム「MORAL」でデビュー。

1988年4月、人気が絶頂期を迎えている中でBOØWYは解散し、最後に東京ドーム2days公演「LAST GIGS」をもってBOØWYとしての活動に幕を下ろしました。

解散後、シングル「ANGEL」でソロデビューした氷室京介は、その後も名曲を生み出し精力的にライブ活動も行っていきます。

しかし、2014年に「氷室京介を卒業する」と電撃発表し、2016年の東京ドーム「LAST GIGS」公演をもってライブ活動を終了しました。

まず前提として、氷室京介は引退していません。
メディアでは「引退」と扱われることが多く、世間一般にも音楽活動から引退したと思われることの多い現状ですが、厳密に言えば氷室京介は引退ではありません。

「氷室京介を卒業する」と宣言してライブ活動の終了を発表した氷室京介ですが、卒業は耳の不調が理由です。

氷室京介といえばライブ中にイヤモニを指で押さえるセクシーな仕草が特徴ですが、あれは耳の不調によるものと言われています。

ある時から右耳が聞こえづらくなり、利き耳である左耳でなんとかやってきたものの、その左耳も一定の音域が聞こえなくなりました。

これは「トーンデフ」と呼ばれる症状で、この症状に悩まされた氷室京介が満足のいくライブ活動ができなくなり、ライブ活動の無期限休止を発表しました。

2016年に全国4大ドームでファイナルライブ「LAST GIGS」を開催。

最終公演となった東京ドームでは見切れ席までぎっしり埋まった5万5000人の観客が熱気に包まれながら、そして最後であることに後ろ髪を引かれるような思いを抱えながら、最終公演を目に焼き付けました。

氷室京介は「俺が35年間こうしてやってこれたのは、ここに集まってくれたみんなのおかげだ。今日が一番最高」と語り、35年のライブ活動の歴史に幕が下ろされました。

「氷室京介を卒業する」、そう言ってライブ活動の無期限休止となった氷室京介。現在、ライブ活動が行われていないだけで音楽活動引退ではありません。
ただ、氷室京介のライブを渇望する声も多く、ライブ活動復帰の可能性に注目が集まっています。

氷室京介がライブ活動に復帰することはあるのか。結論から言うと、完全復帰の可能性は限りなく低いと思われます。

そもそも「氷室京介を卒業する」の理由が耳の不調であること、年齢的にもソロでライブの本数をこなすのが厳しいことが復帰が難しい理由に挙げられます。

ツアーなど本数をこなさなければならない本格的なライブ活動への復帰は難しいと思われますが、可能性としては何かの節目などで限定的にライブを行う期待は捨てきれません。

しかし、自身の生き様を示すようにステージに立ち、完成度の高いライブを届けてきた氷室京介のようなミュージシャンが、不調を抱えたまま満足のいかないライブを決行するとも思えないのが事実です。
現実的に考えて、ライブ活動復帰は難しいかもしれません。

ただ、現在も展覧会の開催や音楽活動は行なっています。
2020年7月には新アルバムの楽曲制作をしていることも発表されました。

氷室京介はLAST GIGSで今後の活動について、60歳になったら「還暦」ってアルバムを出すよと冗談めかして語っていました。

アルバムタイトルは冗談ですが、アルバム制作をすると語った約束が果たされようとしています。
氷室京介が発表する最新アルバムの完成に期待しましょう。

ここからは60歳の還暦を迎えた氷室京介の最新情報をお届けします。

60歳の誕生日には、オンライン配信イベント「ONLINE HANABI LIVE ”DISTANCE”」が開催されました。

氷室京介からのメッセージも届いており、「誰も思いもしなかった空前絶後の負へのパラダイムシフト。それでもエンタテインメントは終わらない！閉塞的な時代に真っ向からチャレンジする企画とコラボできることを心から嬉しく思います」と氷室京介らしい言葉をファンに贈っています。