MISIAさんは音域が5オクターブ出るということでも有名で、日本では唯一無二のシンガーソングライターです。

1998年にシングル「つつみ込むように…」でデビューしました。デビューしたパッと売れたのではなく、全国のクラブなどで徐々に広がっていきデビューアルバム「Mother Father Brother Sister」はなんと250万枚を超える記録を出しました。

2000年にリリースした「Everything」がテレビドラマ「やまとなでしこ」の主題歌にもなり200万枚を超えました。
ドラマも話題になりましたが、この「Everything」もドラマと同じぐらい記憶に残るもでした。
また、「やまとなでしこ」でも主演だった松嶋菜々子さんとは仲が良いようで、松嶋菜々子さんが出演するドラマやCM等と多数タイアップされています。

2004年に女性ソロ・アーティストとして日本初の5大ドームツアー完全制覇を達成しています。

歌手以外の活動では、2008年に世界中の子どもの教育支援を目的の非営利団体‘Child AFRICA’（チャイルド・アフリカ）を立ち上げ、マラウイのデッザの農村、ナミテテのNGO、ミトゥンドゥの一村一品運動（JICA支援）、ケニアのキベラ・スラムを訪問されています。
さらに、2010年に国際連合より生物多様性条約第10回締約国会議名誉大使に任命され、2013年には外務省より第5回アフリカ開発会議（TICAD V）名誉大使に任命されるなど、慈善活動にも積極的にされています。

そして、MISIAさんといえばあまりテレビには出演されていませんでしたが、近年は第70回NHK紅白歌合戦では紅組トリを務め、またバラエティ番組にも出演するなどテレビで拝見する機会が増えています。

記憶に新しい2021年の東京オリンピックの開会式で日本国歌「君が代」を独唱されています。

出身小学校は、長崎県にある対馬市立の厳原小学校です。

MISIAさんの家族は全員医者という家系のようで対馬に行ったのも、父親が「離島に新しい医療を届けたいという」ということから移住したそうです。
対馬では、4歳から15歳まで過ごしています。

幼い頃から音楽に興味がありまた、両親も音楽が好きなことから4歳からピアノを習っていました。
教会にも通いゴスペルにも触れ、小学3年生から地元の合唱団に入団していました。

将来は歌手になることを夢見ていたようで、幼稚園の頃は先生から「じゃあミーちゃん、時間があるから」と言われマジックを渡されていたそうです。
そのマジックをマイク替わりにしその当時はチェッカーズを皆の前で歌っていました。
歌うとみんなが盛り上がってくれるので小さいころは歌が得意ではなかったようですが、よく歌っていたそうです。
また、小学校の登下校の時にもかなり大きな声で歌っていたそうです。

保育士にも憧れていた時期もあるようです。

出身中学校は、対馬市立の厳原（いずはら）中学校です。
入学後は、合唱団部に所属していました。

しかし、対馬では本格的に歌のレッスンを受けれるところがありませんでした。
なので中学3年生の時に福岡県福岡市に引っ越しています。
福岡では、公立校の吉塚中学校に転校されています。

この中学生の時に変声期がありちょっと声が出ずらくなった時があるそうです。
母親に相談すると「無理に出さないでおいたほうがいいよ」と言われたことから、ずっと我慢していたらある日すごく高い所まで声がでたそうです。
この時にMISIAさんの魅力でもある5オクターブがでるようになったのだとか。

中学を卒業したMISIAさんは、福岡県立香住丘高等学校に進学しました。
偏差値は63～67と平均より高く、進学校のようです。
また、MISIAさんの他にも有名な方が卒業されています。

・永田崇人(俳優)
・長崎真友子(アナウンサー)
・末次由紀(漫画家)
・篠栗たかし(お笑い芸人(エイトブリッジ))　他

高校では吹奏楽部に入部しボーカルを担当していました。
小学生の時にゴスペルに触れていましたが、本格的に興味を持ったのは高校生の時に見た映画「天使にラブソングを……」とミュージカル「Mama,Ｉ want to sing」の影響だそうです。

そして、黒人のボイストレーナーに教えてもらいながら歌手になるためにいろいろなオーディションに応募したりレコード会社に書類を送ったしていたようです。