『MORAL+3』は、1988年2月3日にリリースされたBOØWYのアルバムです。デビューアルバムに､｢OUT!!｣｢LETS THINK｣｢DAKARA｣の3曲が追加収録されて再リリースされたアルバムのデジタル･リマスター盤という、1982年にリリースされたファーストアルバム『MORAL』の復刻版になっています。

『INSTANT LOVE』は、1983年9月25日にリリースされたBOØWYの2枚目のアルバムで、ファーストアルバムが『怒り』なら、今回は自分達の中にある『シラケ感覚』がテーマで、また、前作『MORAL』が怒りに斧を振り上げているイメージに対し、今作はドスをチラリと見せる、よりシャープなイメージに仕上がっています。

『BEAT EMOTION』は、1986年11月8日にリリースされたBOØWYの5枚目のアルバムです。「B・BLUE」「ONLY YOU」「BEAT SWEET」など、ライヴ代表曲が並ぶ親しみやすい作品で、頂点に昇りつめるとともに、音楽シーン全体に変革をもたらした大きな意義を持つ一枚です。

『“LAST GIGS”』は、1988年5月3日にリリースされたBOØWYの2枚目のライブアルバムです。88年4月、東京ドームでの解散ライブの模様を記録したライブ盤で、初期の曲から後期の曲までラストGIGらしくバランス良く収録されています。最後の演奏ということでメンバーの演奏もアグレッシブで勢いがあり、観客の歓声が実にリアルで会場の熱気が伝わってきます。

『PSYCHOPATH』は、1987年9月5日にリリースされたBOØWYの6枚目のオリジナルアルバムです。BOOWYとして最後の作品となった6thアルバムで「MARIONETTE」、「季節が君だけを変える」他、確立したBOOWY節が随所に散りばめられています。優秀の美を飾るに相応しい完成された作品として人気を博しました。

『“SINGLES”』は、1988年12月24日にリリースされたBOØWYのシングル曲集で、初のベストアルバムとしてリリースされました。東芝に移籍後の6枚のシングルと1枚の12インチからスタジオ・テイクのみで構成したコンピレーションで、ライヴであれだけ盛り上がったバンドなのに汗が似合う曲が全然ないのに改めて驚かされます。そのクールさとスウィートなメロディーで織りなすポップス集として人気を博しています。

『THIS BOØWY』は、1998年2月25日にリリースされたBOØWYの全曲デジタル・リマスタリングによるベストアルバムです。「ホンキー・トンキー・クレイジー」「わがままジュリエット」「LONGER THAN FOREVER」「季節が君だけを変える」他、名曲ばかりの全20曲を収録したまさにベスト盤です。