村越さんは、元THE STREET SLIDERSのメンバーでボーカルとギターを担当していました。
THE STREET SLIDERSのメンバーである市川洋二さんとは高校1年生の時に同じクラスで出会っています。

村越さんは元々別のバンドを組んでいましたが市川さんのバンドで欠員が出たので、村越さんがギターとして加入しました。
そして、知人に紹介された土屋さんと鈴木さんを自身のバンドに誘いThe Street Slidersが結成されました。

バンドが解散すると、2003年にソロアルバム「Bottle Up and Go」をリリースしBottle Up and Goにも出演されています。

2009年に、新ドラマーKAZUさんと二人編成で初LIVし、2013年に行われた「30th Anniversary TOUR」では市川“JAMES”洋二と鈴木“ZUZU”将雄が参加し解散後に3人が初めて揃いました。

2003年　Bottle Up and Go
2006年　HOW DO WE LIVE
2013年　MINOTAUR
2019年　狼煙 -BASS DUB-　他

村越さんが2021年5月7日にオフィシャルサイトで肺がんになったことを報告しました。

症状について「2020年11月初旬、呼吸器に異常を感じたので掛り付けの医者に相談したところ、肺に腫瘍の疑いがあった為、精密検査を受けました。その結果、肺がんである事が判りました」と、明かしています。

肺がんの初期には特有の症状がないようで、咳や痰・発熱といった風邪のような症状があります。その他には、気管支近くの部分が肺がんになるとぜんめいが起こり、食道にいくと物を飲み込みにくくなります。
また、上大静脈の近くにあるリンパ節や上大静脈まで広がってしまうと、上半身のむくみや息切れ、めまい、頭痛、眠気といった症状がでてきます。

場所や進行具合によって出てくる症状も変わっていきます。
村越さんの症状は「呼吸器に異常」があるということですが、詳しい症状は発表されていないので憶測になりますが咳、痰、血痰、息切れ、ぜんめい、呼吸困難といった症状があったのかもしれませんね。

村越さんの肺がんはどのくらいまで進行しステージだとどうなのか調べてみました。
肺がんのステージはTNM分類があり、Tは腫瘍（Tumor）Nは節（Node）、Mは転移（Metastasis）のことです。
また、Tは12個・Nは３つ・Mは4つに分類されるなど細かく分類されます。

私たちがよく耳にするステージ1・2・3・４で村越さんの肺がんがどのステージなのか調べてみました。

ステージ１・・・手術
ステージ2・・・手術
ステージ3・・・放射線化学療法
ステージ4・・・薬物療法

オフィシャルサイトでの発表では、「腫瘍の場所が悪く手術で取り除く事が難しいとの判断から、化学療法での治療を受けることにしました。今年の1月に入院し専門治療を集中的に受けました」とありました。

手術ではなく化学療法をされたということですが、ただ腫瘍の場所が悪くともあります。
症状もでていることからステージ１ではなさそうなので上記の治療法からステージを考えると、村越さんのステージは2～3の可能性が高いと思われます。

ただ、これも正式な発表がないので村越さんの肺がんステージも憶測になります。

2018年3月にJOY-POPSの復活を発表すると全国ツアーを開始しました。

2020年には2年ぶりの全国ツアー「Tour 2020 NEXT DOOR」が決定していましたが、新型コロナウイルスが世界的に流行したことによって全公演の日程が延期になりました。

7月にはミニアルバム「Inner Sessions」が通販のみで発売されるなど、コロナウイルスが流行している中でも音楽活動を続けていました。