元々はプロのバレエダンサーを目指していたCoccoさん。様々なオーディションを受けるもことごとく落選していたそうです。

ある時、100万円の賞金に目がくらみ、ビクターの新人歌手発掘オーディションを受けるのですが…結果は残念ながらこちらも不合格に。

しかし、彼女の類い稀なる才能に気づいたあるレコード会社の担当者が、沖縄までCoccoさんを探しにやってきて、歌手にならないかと誘ったのだとか。

当初は、「高校を卒業したら東京へ行ってバレリーナになる予定なので」と断っていたCoccoさんでしたが、やがて次のような不純な考えに支配されることに…

かくしてCoccoさんは、1997年にリリースしたシングル「カウントダウン」で鮮烈デビューを果たすことになるんですよね。

猟奇的で病的とも言える歌詞に、オルタナティヴなサウンドがたちまち話題になり、一躍注目を集めると、同年5月には1stアルバム「ブーゲンビリア」をリリース。

そして、翌1998年5月にリリースした2ndアルバウ「クムイウタ」が、オリコンウィークリーチャート初登場1位を記録し、なんといきなり80万枚以上の大ヒットを記録しました。

その後も順調にヒットを飛ばし続けたCoccoさんでしたが、2001年4月に突然の音楽活動休止を宣言すると、4月20日放送の「ミュージックステーション」への出演を最後に、表舞台からひっそりと姿を消しました。

ちなみに…この時に活動を休止した理由は、「歌を好きになったから」なのだとか。

と言うのも、それまでのCoccoさんは、ずっと「バレエのオーディションで落とした人間を見返してやる！さっさと10億円貯めてリタイアしてやる」という、冒頭で紹介した不純な動機で歌い続けていたと言います。

しかし、ライブを重ねるうちに、いつしかツアーの終わりが近づくと寂しくなったり、「もっとみんなで一緒に歌いたい」と思うようになっていたのだとか。

そのためには、それまで不純な動機で積み上げてきたものを一旦全て壊して、「歌が好き」という前提で組み直さなくちゃダメだ！こう考えた結果だったのだそうな。

そして、約5年間の活動休止を経て、2006年2月、シングル「音速パンチ」をリリースし、本格的に音楽活動を再開したCoccoさん。以降は、音楽以外にも、絵本やエッセイ、小説の執筆、映画や舞台への出演など様々な分野でその才能を発揮しています。

ちなみに筆者が最もオススメしたいCoccoさんの楽曲はこちら。

衝撃的な歌詞とは対象的なとっても美しく切ないメロディで、タイトルは「Raining」なのに、沖縄の抜けるような青空がまざまざと脳裏に浮かぶ不思議な楽曲なんですよね。

ちなみに「あなたが もういなくて」の“あなた”は、Coccoさんが大好きだったおじいちゃんなのだとか。

知れば知るほど深みにハマる、Coccoワールドへようこそ！

Coccoさんについて調べていくと、「結婚」というキーワードが浮上してきます。しかし、Coccoさんの結婚についていくら調べても、具体的な情報は一切出て来ないんですよね。

これだけ情報がないとなると、Coccoさんは結婚していないか、あるいは結婚しているという事実を完璧に隠しているかのどちらかだと思うのですが…結論から言うと、Coccoさんは結婚していない可能性の方が高いと感じました。

では、なぜCoccoさんに「結婚」というキーワードが浮上するのでしょうか？

その最大の理由は、どうやらCoccoさんには子供がいるらしいからです。
では、次にCoccoさんの子供について調べてみることにしましょう。