聖飢魔IIは個性的な見た目が特徴のヘヴィメタルバンドで、1982年に結成されました。バンド名には「聖なる物に飢えている悪魔がII（ふたた）び蘇る」というメッセージが込められています。

デビューは1985年で、要年にリリースされたシングル「蝋人形の館」は大ヒットとなり、日本中で大きな人気を獲得しました。

聖飢魔IIはバンドメンバーのことを「構成員」と呼んでいて、地球制服を目的としています。彼らは音楽を媒介にして悪魔教を布教するために組織された「教団」であり、音楽活動は布教活動となっています。

創始者は「ダミアン浜田地獄皇太子殿下（現:サタン45世大魔王陛下）」で、悪魔教教祖は「デーモン小暮閣下」が務めています。

聖飢魔IIは1999年に解散していて、デーモン小暮閣下の書籍にて解散が発表され話題になりました。ただ、当時は1999年7月に解散する予定でしたが、マネージャーがその後も予定を入れてしまったことで解散を延期。

結局その後も活動を続けることになり、1999年12月31日23時59分59秒にバンドは解散となりました。

聖飢魔IIの解散ライブは過去に脱退した2名を除いた新旧構成員13人が総出で出演し、最終日はこれまででもっとも多くの曲を披露した伝説のライブとなっています。

彼らのラストライブは3日続けて行われ、3日目の最後の曲は「EL. DORADO」でした。

聖飢魔IIは解散理由について「地球制服を完了した」と語っていて、解散後は光の中に消えていったことで終焉を迎えました。ただ、この解散理由については表向きのものであり、ほんとうの理由については様々な憶測が流れました。

聖飢魔IIはじつはバンドの終わり時期を「1999年」と決めていたことがわかっていて、これが解散の大きな理由となっています。これについてはデーモン小暮閣下も「ライブに5人ほどしか集まらなくても1999年までは続ける。どれだけ人気を集めていても1999年に解散する」と語っていたようです。

また、バンド名は「世紀末」から取られていることは明白で、世紀末を迎えた1999年まで活動することに思い入れが強かったのだとか。

聖飢魔IIは結成した当初のメンバーは大学生で構成されていたようで、創始者のダミアン浜田地獄皇太子殿下（現:サタン45世大魔王陛下）が卒業したことでバンドは解散。当時は解散ライブも行っています。

ですが、その後レコード会社からデビューに向けた審査の話が持ち掛けられ、成り行きで復活することになり、デビューすることになったのだそうです。

聖飢魔IIは1999年に解散となりましたが、その後は期間限定という形で何度も再集結しています。彼らは2005年、2010年、2011年、2015年、そして2020年と再集結していて、2021年には結成35周年ということもあってそのまま活動を続けることが発表されています。

また、どこかで活動休止になるとは思いますが、メンバーが健在である以上、今後もまだまだ期間限定で再集結するものと思われます。

聖飢魔IIの創始者であるダミアン浜田は聖飢魔IIが35周年を迎える2021年にメジャーデビューを果たしていて、世界最高齢の10万59歳でのデビューということもあって話題になりました。

ダミアン浜田は「Damian Hamada's Creatures（D.H.C.）」というバンドで活動していて、今後は聖飢魔IIとのコラボにも期待の声が挙がっています。

名前：デーモン閣下（デーモンかっか）
生年月日：紀元前98038年11月10日
出身地：地獄の都Bitter Valley
職業：ボーカリスト、ミュージシャン、マルチタレント、ジャーナリスト、悪魔教教祖

名前：大橋 隆志（おおはし たかし）
生年月日：1965年5月5日
出身地：愛知県
身長：175㎝
職業：ギタリスト

名前：ルーク篁III世（ルークたかむらさんせい）
生年月日：1964年4月12日
出身地：東京都
職業：ギタリスト、歌手、作曲家、作詞家

名前：ゼノン石川（ゼノン いしかわ）
生年月日：1962年6月22日
出身地：神奈川県
職業：ベーシスト

名前：雷電湯澤（らいでんゆざわ）
生年月日：1964年11月21日
出身地：岡山県
職業：ドラマー