名前：鬼束ちひろ（おにつか ちひろ）
生年月日：1980年10月30日
出身地：宮崎県日南市南郷町
血液型：O型
身長：153cm

2000年2月9日、19歳の時にシングル「シャイン」で歌手デビューした鬼束ちひろ。

デビューから半年後にリリースした2ndシングル「月光」のヒットで一躍脚光を浴び、その後も「眩暈/edge」などのヒット曲を生み出し、2001年3月発売の1stアルバム「インソムニア」がミリオンセラーを記録したシンガーソングライターです。

デビューから2年後の2002年には日本武道館での単独公演を成功させるなどシンガーソングライターとしての地位を確立し、現在も長く愛される数々の名曲を生み出してきました。

独特の世界観と歌詞のセンスで支持される鬼束ちひろ。
ここでは彼女がどのようにしてここまでの歌手になったのか、その生い立ちや鬼束ちひろを生んだ実家と家族についてまとめました。

まずは鬼束ちひろの生い立ちから紹介します。

鬼束ちひろは子供の頃、成績優秀な優等生でした。
小・中学校時代の通知表はほぼ全ての科目で5を取り、中学時代の全国共通模試で英語の全国1位になった経験があります。

成績優秀な一方で幼い頃から音楽にも触れ、小学2年生の時にエレクトーンを習い始め、小学4年生の時にはすでに作詞を始めるというソングライターの片鱗を見せていました。

中学時代に母親の影響でカーペンターズを聴き始め、洋楽に興味を持ってからは洋楽の女性シンガーの楽曲を好んで聴くように。

そしてカナダのレジェンド級シンガーソングライターであるアラニス・モリセットの世界観に影響され、中学2年生の時にはすでに現在の作詞スタイルを確立させました。

子供の頃から音楽に触れ、詩の創作もしてきた鬼束ちひろですが、シンガーソングライターを志すようになったのは高校2年生の時です。

ジュエルのアルバム「心のかけら」を聴いて衝撃を受け、本格的にシンガーソングライターとしての道を志すようになりました。

その後鬼束ちひろは17歳の時に初めての楽曲「call」を完成させ、高校3年生の春にVirgin TOKYO主催のオーディション「Virgin ARTIST AUDITION」でグランプリを獲得しました。

高校卒業と同時に上京し、1999年にシングル「シャイン」で歌手デビューを果たし、見事シンガーソングライターの夢を叶えたのです。

ここからは鬼束ちひろが生まれた実家、家族について紹介します。

鬼束ちひろは宮崎県日南市南郷町の出身で、実家も南郷町にあります。

鬼束ちひろの両親は幼い頃に離婚しており、母親と兄弟と共にその実家で育ちました。

現在は鬼束ちひろの生家である実家がどのような状態かは不明ですが、小さな漁港町から生まれたスターとして今でも町の人から愛されているようです。

鬼束ちひろの家族構成は、父親・母親・弟・妹の5人家族です。

父親は洋楽好きの漁師、母親は民謡の師範代という両親の間に生まれました。

鬼束ちひろの父親は漁師で、漁業が盛んな故郷・南郷町の地区のまとめ役という存在でした。

鬼束ちひろが以前、インタビューで楽曲制作の際に心掛けていることを聞かれた時、まっすぐで不純物のない歌詞を書く理由を「漁師の家系だから」と答えたことがあります。

祖父も父親も漁師で、“海の男の潔さ”のようなものが血筋として現れ、曲を書く時にもその性格が出てくるといった旨の話をしていました。

鬼束ちひろ特有の世界観は、少なくとも海の男であった父親の性格を受け継いだことが影響しているようです。

鬼束ちひろ母親は、民謡の師範代だったこともあり、鬼束ちひろも母親の影響で幼少期から音楽に親しんできました。

鬼束ちひろの著書「月の破片」では母親に関する情報も明かされており、実家のある南郷町出身で、19歳の時に結婚して21歳で鬼束ちひろを生んだという情報が記載されています。

両親の離婚後は母親に育てられたという鬼束ちひろ。著書「月の破片」では家族の絆や母親への想いなども語られているので、鬼束ちひろの家族関係が気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。