オフコースは1960年代から1980年代にかけて活躍した人気のバンド。彼らは1970年に「群衆の中で」でデビューを飾り、その後は新メンバーも加わり、メジャーデビュー10年目の「さよなら」が大ヒット。これにより彼らは国民的な人気を集めるバンドとなり、その後もヒット曲を連発しました。

オフコースは全盛期はギターやベース、ドラムが加わりバンドサウンドとなりましたが、元々はフォークグループで、アコースティックギターなどの演奏が中心でした。

オフコースは当時高校生だった小田和正、鈴木康博、地主道夫、須藤尊史の4人で結成されたもので、高校卒業後は離れ離れになるものの週末に集まってバンド活動をしていたのだとか。

名前：小田 和正（おだ かずまさ）
生年月日：1947年9月20日
出身地：神奈川県
身長：172㎝
血液型：A型
職業：シンガーソングライター、音楽プロデューサー、会社役員

名前：清水 仁（しみず ひとし）
生年月日：1950年11月25日
出身地：大阪府
職業：ミュージシャン

名前：大間 仁世（おおま ひとせ）
生年月日：1954年5月14日
出身地：秋田県
身長：165㎝
職業：ミュージシャン、音楽プロデューサー

名前：松尾 一彦（まつお かずひこ）
生年月日：1954年8月7日
出身地：秋田県
身長：165㎝
血液型：A型
職業：シンガーソングライター

名前：鈴木 康博（すずき やすひろ）
生年月日：1948年2月18日
出身地：静岡県
身長：182㎝
血液型：B型
職業：シンガーソングライター

オフコースは「さよなら」以降は絶大な人気を集めるバンドとなりましたが、デビューから19年目となる1989年に惜しまれつつ解散してしまいました。

解散した1989年には10ヶ月の間に104本ものライブを行い、最後は東京ドームで有終の美を飾りました。

オフコースは解散したあと、メンバーはそれぞれに活動を行っていて、とくに小田和正はソロ歌手としても絶大な人気を集めました。メンバーのは清水仁、大間ジロー、松尾一彦の3人は1999年に「Acoustic Beatles Club」という音楽ユニットを結成。ビートルズのカバーを中心に人気を集めました。

オフコースは1989年に惜しまれつつ解散してしまいましたが、その理由は一体何だったのでしょうか？彼らの解散理由については基本的に明言はされておらず、ただ「解散する」という事実だけが発表されました。

そのため、当時はファンの間で様々な憶測が流れ、中には不仲説などもありました。

オフコースは解散前からメンバーの脱退が相次いでいて、当時から「不仲」が噂になっていました。ただ、彼らが本当に不仲だったのかどうかの証拠はなく、これはおそらく単なる噂に過ぎないものと思われます。

また、オフコースの脱退したメンバーのほとんどは音楽以外の道へ進んでいて、決して不仲から脱退したわけではないようです。

オフコースが脱退した理由についてはメンバーだった松尾一彦がのちにインタビューにて語っていて、「きっかけは鈴木康博の脱退」だと明かしていました。

鈴木康博はボーカルの小田和正とは長年の親友で、バンド内でも2人は相棒のような存在だったのだとか。そのため、鈴木康博の抜けた穴は大きく、その穴は他のメンバーでは埋められなかっただとか。

オフコースにとって「抜けた穴はふさがらない」とまで言われた鈴木康博ですが、彼が脱退した理由は何だったのでしょうか？これについてはオフコースが「さよなら」でブレイクしたことが挙げられていて、この曲のヒットで「オフコース＝小田和正の歌声」という印象がついてしまったのだとか。

そのため、小田和正の歌声に合わせた楽曲を作ることが多く、鈴木康博が求めていた音楽はできなくなってしまったのだとか。そして、彼はオフコース脱退を決意し、自分がやりたい音楽をやるためにソロに転向しました。

脱退した鈴木康博とボーカルの小田和正の2人は小学校時代からの友達で、学校は違ったものの、とても仲が良かったのだとか。2人はたまたま同乗していた電車で、当時小学生だった小田和正がトンネルに入るたびに警笛を鳴らすイタズラをしていたところ、その場にたまたま居合わせた鈴木康博も面白がって参加。これが2人の初対面だったのだそうです。

オフコースは非常に人気が高かったため、再結成を望む声は非常に多く、現在も多くのファンが彼らが再び集うのを期待して待っています。解散後はメンバー同士で共演自体は果たしているようですが、いまだ5人全員が揃ったことは無いのだとか。