名前：清水由貴子（しみずゆきこ）
本名：同上
愛称：ゆっこ
生年月日：1959年9月7日
出身地：東京都台東区
血液型：A型
職業：女優、歌手、タレント
没年月日：2009年4月20日

高校生の時から芸能界で活躍する清水由貴子さんは、40代に入るとNHK連続テレビ小説を始め、連続ドラマや映画、シリーズドラマへのゲスト出演など中堅女優として様々な役をこなし、女優として人気を集めたのです。

しかし本人の希望により2006年に事務所から独立した清水由貴子さんは、その後は長年レギュラーを務めるバラエティー番組『ともちゃん家の5時』のみに出演し芸能活動を続けていましたが、2007年の番組リニューアルと共に完全に芸能界を引退したのです。

明るく天真爛漫なキャラで視聴者から愛された清水由貴子さんですが、引退から約1年半後の2009年4月21日、静岡県駿東郡小山町の冨士霊園にある父親の墓前で亡くなっているのが発見されたのです。

東京都台東区で生まれ、父親がオルガンを買ってくれたことで音楽に目覚めた清水由貴子さんですが、8歳だった1968年に父親が心臓肥大のため病死してしまったのです。

さらに母親が昔から病弱で、腎臓病や糖尿病を患っていたため働くことも出来なかったという清水由貴子さんは、生活保護を受けながら家族3人で極貧生活を送る日々が続いたそうです。

そして給食費も滞り、近所の米屋に米を借りに行くという暮らしのなか、小学校で合奏部に入部したことがきっかけで音楽の楽しさを知り前向きになった清水由貴子さんは、中学では卓球部で副部長を務め、さらにフォークソングにも熱中し、アルバイトで念願だった中古のアコースティックギターも手に入れています。

こうした家庭環境の中でも自ら道を切り開いていった清水由貴子さんは、東京都立京橋商業にすると、ついに転機が訪れたのです。

そして母親が購入してくれた新品のアコースティックギターで本選大会に挑んだ清水由貴子さんは、太田裕美の『雨だれ』を歌い合格すると、1976年2月の決戦大会ではイルカの『なごり雪』を歌い最優秀賞を獲得し、14社から指名を受け、第16回グランドチャンピオンに輝いたのです。