ラッパーとして活躍しているRYKEYについて、知らない方のために、まずはプロフィールからご紹介したいと思います。

東京都八王子市出身のRYKEYの本名は、下田ムトアリッキーと言います。

RYKEYは、やんちゃな性格で子供の頃からよく夜中に家を抜け出し、中学生の頃からは地元のギャング集団である「八王子クリップス」の一員になり、悪さをしていたようです。

過去には強盗致傷や違法薬物の取締法違反、さらに紅蘭に対するDV行為などにより、たびたび逮捕されているRYKEY。今回のRYKEYの逮捕に対し、世間からは事実婚状態にある紅蘭を心配する声が多数寄せられました。また、第一子が生まれたことで我が子への暴力を心配する声も寄せられました。

RYKEYからDVを受けていた紅蘭が身の危険を感じ、RYKEYが寝ている間に娘と愛犬を連れ実家に避難したところ、RYKEYが逆上し実家に乗り込んだそうです。しかし、紅蘭に会えなかったため、紅蘭のマネージャーが経営するアパレル会社に乗り込み、「紅蘭を出せ」と叫びながら、いきなりスタッフに殴りかかったようです。

過去に違法薬物を使用し逮捕された際には、ショックを受けたものの支えるのは自分しかいないと別れるという選択はせず、RYKEYを支える人生を選択しました。しかし、今回の傷害事件を受けこれ以上周りに迷惑をかけることはできないとマネージャーと契約を解消し、RYKEYとも破局することを決意しました。

これまでも別れることを考えたことは何回もあったようですが、別れ話をすると「こいつ（娘）を殺して俺も死ぬ」などと脅してきたため、紅蘭はなすすべもなかったのだとか。よく4年もDVに耐えてきましたね。娘にも被害が及ばないうちに別れることが出来てよかったのではないでしょうか。

中学の頃からギャング集団に入っていたRYKEYは、周りにヒップホップを聞いている仲間が多くおり、自然とヒップホップを耳にする環境で過ごしていました。

17歳の頃に八王子にあるクラブ「Zone」で先輩のライブを観て、影響を受けたことがきっかけでラップを始めます。そして、2008年に音楽プロデューサーのJIGGと出会い、楽曲制作をスタートさせました。

デビュー曲である「ホンネ」は、タイトルの通りRYKEYの思いや生い立ちなど、本音をストレートに表現するリリックが若者の共感を呼びました。

やんちゃな生い立ちや実体験をもとに作られたリリックと情緒的なサウンドが混ざり合うことで、RYKEYにしか出せない世界観を表現しています。そんな世界観にハマるコアなファンも多くいるようです。