8歳の頃から宝映テレビプロダクションに入団し、10歳の時にはオーディションを勝ち抜き、ドラマ「逆転あばれはっちゃく」の“5代目桜間長太郎”役を射止めています。

約10年間ほど学業に専念するために芸能活動を一時休止した酒井一圭さんですが、1994年3月公開の映画「横浜ばっくれ隊」で芸能活動を再開しました。

しかし、その後の俳優生活は鳴かず飛ばずの状態が続くんですよねぇ…。

ただ、25歳だった2000年には、「仮面ライダークウガ」で、悪役“ゴ・ガメゴ・レ”役を好演すると、翌2001年には「百獣戦隊ガオレンジャー」の“ガオブラック”として活躍するのですが…その後が続きませんでした。

これじゃダメだと一念発起した酒井一圭さんは、2005年、30歳にしてプロレスラーとして「マッスル」に参戦しています。

当時は、“酒井一圭HG”というリングネームで、レイザーラモンHGのようなハードゲイキャラで活動を始めました。

そんな酒井一圭さんに転機が訪れたのは、2007年、32歳の時でした。スーパー銭湯アイドル「純烈」を結成するためにメンバーを募集し、ボイストレーニングを開始したんですよね。

そして、2010年には「涙の銀座線」でメジャーデビューを果たすのですが…デビューしてからは苦労の連続だったようで、それでも全国のスーパー銭湯や老舗のキャバレーなどを回り、地道な活動を続けると…

遂には2018年の第69回NHK紅白歌合戦に、スーパー銭湯アイドル「純烈」として念願の初出場を決めると、それから3年連続で紅白歌合戦への出場を続けています。

そんな「純烈」のリーダーにして、プロデューサーでもある酒井一圭さんは、純烈ブログの中でも普通に「自分には嫁や子供もいる」といった記述が登場するので、既に結婚していることは間違いなさそうです。

但し、酒井一圭さんが結婚した具体的な時期や馴れ初め、結婚式などの情報、さらにはお嫁さんの顔写真はもちろん、名前や年齢などのプロフィールについても、一切公表されていないようなんですよね。

ただ、お嫁さんの人となりについては、2021年6月の「婦人公論」に、かなり詳しく掲載されていたので、ご紹介しましょう。

若い頃は仕事もろくになく、家に満足にお金を入れることすらできなかったという酒井一圭さん。

そもそも2人の結婚も、子供を作ってしまえばお互いの両親が結婚を許してくれるだろう…そんな安直な思惑から“デキちゃった結婚”による強行突破に踏み切ったそうです。

しかし、子供が誕生してからも酒井一圭さんに収入がない状態が続き、お嫁さんが日々の生活費を実家の両親に無心することもしばしばあったそうです。

しかし、お嫁さん自身は、そのことに甘んじるような人ではなく、本当は悔しいと思っていることは伝わっていたそうなのですが、決してそのことを口に出したり、酒井一圭さんを責めたりはしなかったのだとか。

決して威圧することもなく、かと言って見捨てることもなく、ただただ愛情を注いでくれたというお嫁さん。そのことがやがて酒井一圭さんの心に火を点けることになるんですよね。

酒井一圭さんとお嫁さんは、長女、長男、次男、三男という4人の子供に恵まれています。

酒井一圭さんがプロレスラーとして活躍していた頃、当時まだ赤ちゃんだった子供と一緒にリングに上がったことがあったようです。