名前：矢野顕子（やのあきこ）
生年月日：1955年2月13日
出身地：青森県青森市（東京生まれ）
職業：シンガーソングライター

父親が青森で開業したことにより青森で育った矢野顕子さんは、両親が音楽好きだったことから、家ではいつもレコードがかかっており、最初に買ってもらったレコードは、ウィーン少年合唱団のLPだったと言います。

そんな矢野顕子さんは3歳から音楽教室に通い始め、その中でピアノに触れるようになったそうです。

そして小学校の高学年まで音楽教室に通っていた矢野顕子さんは、周りの子と違い楽譜が読めなかったそうです。

しかしピアノの腕は確かだった矢野顕子さんは、1日の出来事を即興のピアノと歌で表現し、さらにピアノの発表会でも即興でアレンジするなど幼少期から天才だったのです。

そんな矢野顕子さんはその後、ジャズが好きになったことから音楽教室をやめ、そこからはラジオで聞いた曲などを覚えたりと独学したそうです。

そして中学生になると父親とジャズ喫茶に通った矢野顕子さんは、コーラを飲みながら色々な曲を聞いていたと言います。

その後、上京し青山学院高校に入学した矢野顕子さんは、高校では軽音部に入部するも軽音部ではロックがメインだったのです。

しかし毎日、『ジャズをするぞ！』と頑張っていた矢野顕子さんは、学内で行われた作曲コンクールで優勝し、プロの道へ進むことを確信したそうです。

そんな矢野顕子さんは部活の先輩からレストランでのピアノの演奏の仕事を紹介してもらい活動するようになり、両立が出来なくなったことから高校を中退したのです。

そして10代からジャズクラブで大勢の大人の前でピアノを演奏した矢野顕子さんは、作曲家・筒美京平さんに気に入られセッションするようになり、プロとしての活動をスタートさせたのです。

そして1976年にアルバム『JAPANESE GIRL』をリリースしソロデビューした矢野顕子さんは、このアルバムではA面で米国のロックバンド：リトル・フィートをバックに迎え、B面であがた森魚、細野晴臣、鈴木茂、駒沢裕城、ムーンライダーズの面々と共演し話題となりました。

矢野顕子さんは過去にバンド活動をしており、その制作に携わった音楽プロデューサーの矢野誠さんと、1974年の19歳の時に妊娠を機に結婚したのです。

そして長男が誕生した矢野顕子さんでしたが、1979年に離婚しています。