ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子には兄がおり、名前を高嶋太郎といいます。

兄の高嶋太郎は1967年生まれで、高嶋ちさ子とは1歳差の年子です。

高嶋太郎の家族は有名人が多く、高嶋ちさ子は有名なヴァイオリニスト、父親は日本でのビートルズの売り出しに成功した音楽ディレクターの高嶋弘之。

そして叔父の高島忠夫、従兄の高嶋政宏と高嶋政伸は俳優として活動しています。
また、高嶋太郎の結婚相手は大手機械メーカー「クボタ」の創業者の子孫です。

そんな華麗なる一族の中で、高嶋太郎は芸能界には入らず一般企業に勤めています。しかしその企業というのも世界的に有名な大企業で、高嶋太郎はそこで役員にまで上り詰めました。

ここでは高嶋太郎の職業と仕事内容、収入についてまとめました。
高嶋ちさ子との関係や家族エピソードもお届けします。

高嶋ちさ子の兄・高嶋太郎は、東京理科大学卒業後に「千代田化工建設株式会社」に入社しました。

「千代田化工建設株式会社」とは1948年に設立された会社で、大規模プラント建設や社会インフラ整備の設計・調達・建設、運転や保守までを一貫してサポートするエンジニアリングの会社です。

アメリカの「ゴールデンパスLNGプロジェクト」やサウジアラビアの重質油分解装置、日豪の関係を強化した「イクシスLNGプロジェクト」など国内外に実績を持ち、日揮、東洋エンジニアリングと共にエンジニアリング御三家の一つに数えられています。

世界的に有名な会社「千代田化工建設株式会社」に入社した高嶋太郎は、石油プラントの建設に携わる職業に就き、現在は出世して高い地位に就任しているようです。

高嶋ちさ子が2018年10月放送の日本テレビ系バラエティ番組「1周回って知らない話」に出演し家族の話題になった際、「兄は現在、企業の取締役としてシンガポールにいる」と語りました。

「千代田化工建設株式会社」は日本国内だけでなく海外にも支社・子会社があり、マレーシアやオセアニアにも会社を持っています。

その中で高嶋太郎は現在シンガポールにある「Chiyoda Singapore (Pte.) Limited」にいると見られており、取締役として出向したのではないかと考えられます。
華麗なる一族の名に相応しい出世コースですね。

高嶋ちさ子の兄・高嶋太郎は世界的有名企業に入社し、現在はシンガポール社の取締役に就任しています。

収入については一般人ということもあり具体的な年収は公表されていません。
しかし「千代田化工建設株式会社」はエンジニアリング会社の中でも御三家に数えられる有名企業で、社員の平均年収は800〜900万円前後です。

「千代田化工建設株式会社」の2020年度の平均年収は848万円で、過去5年間の平均年収は880万円であることが判明しています。

高嶋太郎はその中でも取締役として海外赴任するほどの地位を得ているので、社員平均年収より更に高く、1000万円はゆうに超えているものと考えられます。

社員の口コミによると海外赴任の場合は本社の給料から2〜3倍に跳ね上がるとのことなので、その場合は2000万円を超えていてもおかしくありません。

かなりの高収入を得られているようですが、海外では残業規制が緩く、激務が基本という話もあります。

また、発展途上国への赴任の場合はインターネット環境や水、食事なども整っておらず過酷な生活を強いられることもあるようです。

高島太郎の赴任先であるシンガポールは先進国であり住みやすさも日本と同等かそれ以上のため心配はなさそうですが、基本的に海外赴任は高給と過酷さがセットのようですね。

ここからは高嶋ちさ子と兄・高嶋太郎のエピソードを見ていきましょう。

高嶋太郎はシンガポールに赴任していることもあり、日本に住む高嶋ちさ子や家族達とはなかなかすぐに会えない距離にいます。

2017年頃に高嶋ちさ子らの母親が体調を崩し、ダウン症を患う姉の今後について家族で話し合う機会があった時も、高嶋太郎は仕事で忙しい日々を送っていました。

そこで高嶋ちさ子が兄の住むシンガポールに足を運んだようで、その時のエピソードが語られています。

高嶋太郎は高嶋ちさ子と合流するなり「シンガポール中の美味いものを食べに行こう！」と行きつけのローカルレストランに妹を引っ張っていきました。

ヴァイオリニストとして活躍し、高水準の生活を送る高嶋ちさ子では普段行かないような安くて少し汚い地元のローカル店に行ったといいます。

高嶋太郎はシンガポールのどこの店に入っても名前を呼ばれて声を掛けられるほど人気者だったようで、兄の見たことない姿を見て驚いたということを語っていました。