日本においては、1990年代後半から2000年代にかけて、Dragon AshやRIZEなどによりミクスチャーバンドの一大ブームが巻き起こりました。

しかし、実はその約10年も前の1988年には、千葉県柏市で伝説的ミクスチャーバンド「GAS BOYS」が結成されていたことをご存じですか？

上杉圭祐さんは、この伝説的ミクスチャーバンド「GAS BOYS」のMCを務めた人物であり、「LOVE 2000」などの大ヒット曲で知られるhitomiさんの最初の旦那としても話題になった人物なんですよね。

今回は、そんな上杉圭祐さんの「GAS BOYS」時代の活躍を振り返るとともに、hitomiさんとの結婚や馴れ初め、そして離婚の原因と子供の有無、さらに現在の動向についてまとめてみました。

かつて上杉圭祐さんが所属していたバンド「GAS BOYS」は、ギター、ベース、ドラムの3ピースバンドに、2MCと1DJという構成のミクスチャー・ヒップホップバンドで、1988年に千葉県柏市で結成されました。

前述したように、その後、Dragon Ashらによって日本で起きることになるミクスチャーバンドブームを、なんと10年も先取りする形で登場したことから、一部の音楽マニアの間では伝説的な存在として現在も語り継がれているようです。

そんな「GAS BOYS」のメンバーは、MCを務めていた上杉圭祐さんと今井崇さん、DJのバリK～んさん、ギターのギター男さん、ベースのKYCさん、ドラムスの武村国蔵さんという6人でした。

ところが、2015年5月、ギター男さんが急性心不全によって47歳の若さで死去することに…。

残された「GAS BOYS」のメンバーは、ギター男さんの追悼イベント「さらばギター男地獄で死んでろ」を開催した後、まるでガスが霧消するかのように消滅してしまったようです。

その後、上杉圭祐さんは音楽からは距離を置き、デザイン会社に就職することになるのですが、MCとしての評価は、当時からかなり高かったようなんですよね。

“高学歴ラッパー”として知られている宇多丸さんは、上杉圭祐さんが作ったとされる「臭いものにはフタをして、時々開けて楽しむんだ」というフレーズを聴いて、「天才だと思った」と語っていたとも言われています。

そんな伝説的ミクスチャーバンド「GAS BOYS」のMCとして活躍した上杉圭祐さんは、「LOVE 2000」などの大ヒット曲で知られるシンガーソングライター・hitomiさんが最初に結婚した旦那としても話題になりました。

上杉圭祐さんはhitomiさんより7歳も年上なのですが、2人の馴れ初めは、実はhitomiさんが歌手としてメジャーデビューする前から友人同士だったようです。

ただ、当時に2人にどのような接点があったのかなど、それ以上の関係性については明らかになっていませんでした。

そして、hitomiさんが歌手として大ブレイクした2002年に再会した2人は、たちまち意気投合して交際に発展。そして、その年の11月3日に結婚しています。

ちなみに、hitomiさんとの結婚発表当時、上杉圭祐さんは既に「GAS BOYS」での活動を終えており、デザイン会社に勤めていたとも言われています。

hitomiさんは、まだ中学生だった1990年「ホリプロスカウトキャラバン」に出場し、決勝進出を果たしたことをきっかけに、1993年より男性向けファッション誌「Fine」のモデルとして芸能活動をスタートさせました。

1994年には当時はまさに一斉を風靡していた小室ファミリーとして、「Let’s Play Winter」で歌手デビューを果たすと、1996年の2ndアルバム「by myself」が80万枚を売り上げる大ヒットを記録。