「神聖かまってちゃん（しんせいかまってちゃん）」とは、2008年に結成されたロックバンドです。

独特のキャラクターと音楽性、ライブパフォーマンスで注目を集め、芸能人や文化人からも熱烈に支持される人気バンドですが、中には強烈すぎる個性から「気持ち悪い」「不気味」と言われることも。

ここでは神聖かまってちゃんの結成から現在までの経歴、メンバーのプロフィール、気持ち悪いと言われる理由をまとめました。

同じ幼稚園の同級生だったメンバーで結成され、2008年よりボーカルの「の子」、キーボードの「mono」、ドラムの「みさこ」、ベースの「ちばぎん」の4人体制となり活動を開始した神聖かまってちゃん。

2ちゃんねるやネットサービスでバンドの宣伝や楽曲発表を行い、ネットを駆使した活動で徐々に注目を集め、2010年2月に「ロックンロールは鳴り止まないっ」を発表しました。

同年3月に1stミニアルバム「友だちを殺してまで。」をインディーズからリリースし、さらに同年10月に2ndアルバム「つまんね」でワーナーミュージック・ジャパン傘下のunBORDEレーベルよりメジャーデビューを果たしました。

目にも留まらぬ速さでメジャーデビューを果たした神聖かまってちゃん。
「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」の公開や、アニメ「電波女と青春男」のタイアップなど着実に活動範囲を拡大していきます。

2011年に出演したTBS系音楽番組「カミスン！」に出演した際、番組のカメラに“なると”を貼り付けるといった強烈な奇行で話題になり、音楽ファン以外にも知名度を広げました。

2017年には超人気アニメ「進撃の巨人 Season2」のエンディングテーマを担当。
原作者である漫画家・諫山創が神聖かまってちゃんのファンであり、諫山創の強い希望によりシングル「夕暮れの鳥」がアニメのエンディングを飾りました。

2011年に公開された「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」は、神聖かまってちゃんとその楽曲をモチーフにした映画で、人間模様を描いた群像劇です。

二階堂ふみが主演を務め、プロの棋士になるという夢を持った主人公の女子高生・美知子を演じました。

二階堂ふみの他に坂井真紀が特別出演するなど豪華出演者が集い、メンバーも本人役で出演しているほか、主題歌・劇中歌を担当しています。

ここからは神聖かまってちゃんのメンバーを詳しく紹介していきます。

名前：の子
本名：大島亮介
生年月日：1985年6月16日
血液型：B型
担当：ボーカル、ギター

神聖かまってちゃんのボーカル・ギター担当で、バンドの全楽曲の作詞作曲を手掛けています。

高校中退後にニートやフリーターとして過ごし、2005年頃からデュオ「真っ昼間ボーイズ」で音楽活動を開始。
バンド「びばるげばる物語」「びばるげばる書店」「うっそぴょん」などを経て、神聖かまってちゃんのメンバーとしてメジャーデビューを果たしました。

ライブ中に全裸になる、流血や放尿をするなど強烈すぎるパフォーマンスで注目を浴びるようになったの子。神聖かまってちゃんの心臓として欠かすことのできないメンバーです。