欽ちゃんファミリーの一員である「わらべ」として一躍人気者になりました。
子供の病気をきっかけに芸能界を引退すると東京都認定薬物専門講師、浄土宗西山深草派教師などを務め、「共に生きるということ」というテーマで全国で講演をされています。

出身小学校は文京区立誠之小学校です。
この小学校は学区域外からの越境通学者が多く学力向上フロンティアスクールに指定されています。
高部さんの他にも多数の有名な方が卒業されています。

・中村元（哲学者）
・春風亭柳橋 (6代目)
・渡辺英樹（C-C-B）
・中川勝彦（中川翔子の父）　他

小さいころは体が弱かったようで読書が趣味だったそうです。
読んだ本の登場人物になりきって演技をされていたのだとか。

小学生の頃は児童劇団に所属されていました。
そして、1979年に映画「東京大空襲 ガラスのうさぎ」に出演しプロダクション（ボンド企画）にスカウトされています。

出身中学校は、文京区立第六中学校でこの学校には小沢一郎 さん（政治家）や石黒泰子さん（格闘家）、りりィ さん（歌手）など多数の有名人が卒業されています。
また、石黒泰子さんは同級生だったようです。

13歳の時にテレビドラマ版の「ガラスのうさぎ」に出演しています。
また、1982年に「欽ちゃんのどこまでやるの!?」の中の「萩本家の愛娘」3人で構成されたユニット「わらべ」の長女・のぞみ役を演じていました。
また、同年には坂本龍一さんが編曲したシングル「めだかの兄妹」リリースされると、翌年のオリコン年間シングルチャート第3位のロングヒットになりました。

「めだかの兄妹」がヒットしすぎて当時は物品税の課税対象となる歌謡曲なのか、それとも非課税となる童謡なのかということを国税庁とレコード会社の主張が対立しました。
そして論争になるほどでしたのかなりのヒットだったことが分かります。

中学校を卒業した後は堀越高等学校に進学しています。
偏差値は38～42で芸能活動と学業の両立を目指す「トレイト」というものがあるので、芸能人の卒業生がかなり多くいます。

・安達祐実(俳優)
・山田涼介(アイドル(Hey!Say!JUMP))
・深田恭子(俳優)
・神木隆之介(俳優)　他

中学生の時から活動している「わらべ」は高校でも活動していました。
また、1983年にはドラマ「積木くずし〜親と子の200日戦争」で主人公・不良少女役を演じました。
この役が注目され女優としも評価され最高視聴率45.3％を記録しています。また、同年に映画「ひめゆりの塔」「ヘッドフォン・ララバイ」にも出演されています。

バラエティ番組や映画、ドラマなど幅広く出演し人気絶頂の16歳の頃、写真週刊誌「FOCUS」にベッドで裸体に布団を掛けた状態で煙草を咥えた様子の写真が掲載され騒然となりました。

この写真を提供したのが元交際相手だったことも衝撃がはしりました。この元交際相手とは「積木くずし」のエキストラで高部さんの3つ年上だったそうです。

掲載された後、高部さんは番組に電話出演しました。反省の弁を涙ながらに語り「めだかの兄妹」を合唱しました。その時のしちょはう42％とという高視聴率でした。

元々は「欽ちゃんのどこまでやるの!?」は当面謹慎でその後復帰する予定だったそうですが、スキャンダルの影響と写真を提供した元交際相手の少年が自殺したことにより「欽ちゃんのどこまでやるの!?」は降板になりました。

また他の高部さんが出演していた映画版「積木くずし」も降板になり替わりに渡辺典子さんが起用されました。
その他にも三菱鉛筆、ハウス食品、牛乳石鹸のCMも打ち切りになっています。

進学した堀越高等学校は無期停学になりました。無期停学があけると学業に専念しながらも、の連続テレビドラマ「転校少女Y」の主役で本格復帰し、さらにシングル「雨の街」でソロデビューも果たしています。

高部さんは当時のことを「真相を話そうとしても誰にも聞いてもらえなかった」を明かしており、また「その中でも（在籍していた堀越学園の）校長だけは受け入れてくれて、卒業するまで私を守ってくれた。今の私があるのは学校のおかげ。」だと語っています。