名前：梵頭（ぼんず）
本名：木下 勇喜（きのした ゆうき）
生年月日：1985年-月-日
出身地：岐阜県岐阜市

梵頭とは、2007年からヒップホップの世界で活動するラッパーです。

フリースタイルを武器にラッパーとして名を上げた後、2011年に地元・岐阜県岐阜市でライムクルー「HIKIGANE SOUND」を設立し、代表に就任しました。

また、東海地方出身の1985年生まれという共通点を持つラッパー梵頭・BASE・CROWN-Dで結成されたユニット「東海喰種」のメンバーとしても活動しています。

2018年にはライブラレコード主催のMCバトル大会「UMB」の岐阜予選で優勝しており、岐阜県出身ラッパーの中では有名な存在です。

そんな梵頭ですが、これまでに何度も逮捕され、複数の前科があることが判明しています。
ここではラッパー・梵頭の逮捕歴をまとめました。前科の数、大麻や喧嘩での逮捕歴をお届けします。

梵頭の生い立ちは壮絶で、幼い頃に実の父親が殺人で指名手配され、梵頭は加害者家族としてどこへ行っても後ろ指を指され、イジメに遭う少年時代を過ごしてきました。

その壮絶な過去が影響してか不良の道に進み、ラッパーとして活躍するようになった今も逮捕されるような事件を起こしています。

逮捕歴や罪状は後述で詳しく記載しますが、梵頭の逮捕歴はこれまでに10回。

少年時代に3回逮捕され少年院に入り、成人後も合わせると計10回の逮捕を経験しています。

中学生の時に初めて少年院に入り、高校1年生の時に2回目、19歳の時に3回目の少年院となりました。

その後、成人してからも大麻所持などで逮捕され、これまでに前科10犯が記録されているそうです。

これは梵頭自身が明かした前科であるため確実な情報と言えます。
では、梵頭がどんな罪状でこれほどの前科を犯してきたのか、逮捕歴について詳しく見ていきましょう。

梵頭はラッパーとしてヒップホップの世界で活躍していますが、私生活はもちろん活動中も「大麻好き」であることを公言しています。

MCバトルでも大麻をネタにしたラップを繰り広げ、大麻をテーマにした曲までリリースするなど、ファンの間では梵頭の大麻好きは広く知られている事実です。

そのため大麻が理由で複数の逮捕歴があり、前科のほとんどが大麻に関するものとなっています。

梵頭は20代の頃、地元・岐阜県で大麻を栽培していることが発覚し、逮捕されて懲役刑になりました。

大麻栽培に関しては、格闘家・朝倉未来が主催する格闘技エンターテイメント「BreakingDown」に梵頭が出場することになった際、「大麻栽培の過去を持つラッパー」の見出しでネットニュースに報じられたこともあります。

梵頭の大麻栽培は売買目的というよりは趣味の範囲で、栽培中に警察に見つかり逮捕されることが多かったため、ビジネス的な売買は成り立っていませんでした。

それでも岐阜県の山奥で50株ほど裁判し、採れた大麻を友人間で譲渡していたこともあるとされています。

大麻に関する罪としては、日本では大麻取締法によって所持・譲渡・譲受・栽培などが原則禁止されており、梵頭はこの全ての罪を重ねていました。

梵頭はこれまでの逮捕により前科10犯と言われていますが、中学生の時に初めて少年院に入ってから、約2年に1回のペースで逮捕されていることがわかっています。

逮捕後、梵頭は実刑判決が下り岐阜刑務所に服役しましたが、4〜6人が相部屋となる刑務所で約1年半を過ごし、出所しても大麻をやめる気はなく、再び逮捕されて収監されるということを繰り返しています。

刑務所時代のエピソードも赤裸々に公開しており、刑務所で一番美味しかった食事はカレーとハワイアンチキンで、自身が炊事場の担当だったことも明かしていました。

服役中、面会に訪れた家族から「大麻をやめる気はないのか？」と聞かれた梵頭は、罪を償って反省する場であるはずの刑務所にいるにもかかわらず、「やめる気はない」と答えたといいます。

これが原因で家族からは縁を切られたようで、出所後に家族とは絶縁状態に。

ただ、妹に子供が生まれたタイミングで母親から「今コンタクトを取らなければ、一生疎遠になる」と言われ、妹とその家族に会いに行き、再び家族として関係を築くことができるようになったようです。