農家の次男に生まれた千昌夫は、1965年に作曲家の遠藤実に入門し、同年9月5日、「君が好き」でデビューを果たしました。

1966年3月24日に発売された「星影のワルツ」が1967年秋頃より大ヒット、ミリオンセラーとなり、1968年には、『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たします。

1979年に、1977年4月5日発売の「北国の春」が大ヒット。2作目のミリオンセラーとなり、第21回日本レコード大賞ロングセラー賞を受賞しました。その他に「望郷酒場」や「夕焼け雲」、「味噌汁の詩」、「津軽平野」などのヒット曲も生まれ、歌手としての黄金時代を迎えます。

1972年には「アベインターナショナル」を設立。バブル期には歌手を休業し不動産業に専念していた千昌夫ですが、バブル崩壊と共に借金が膨れ上がり、2000年2月4日に個人事務所「アベインターナショナル」は経営破綻しました。

1991年3月「おやじ先生」をリリースし、歌手活動を再開しますが、「北国の春」ほどのヒット曲は生まれませんでした。近年は大きなヒットもないですが、「星影のワルツ」や「北国の春」、「望郷酒場」などは国民的愛唱歌として現在も歌番組で歌われ続けています。

これまでに2度の結婚を経験された千昌夫の最初の嫁は、アメリカ人歌手のジョーンシェパードです。ジョーンシェパードとの結婚と離婚についてまとめました。

1960年代にグレン・ミラー・オーケストラの専属歌手をするなど、アメリカのショー・ビジネスの世界で活動していましたが、1971年にレコード発売された「サマー・クリエーション Summer Creation」（夏の日の出逢い）が大ヒットし、日本で有名になりました。

ジョーンシェパードは、人気テレビ番組『新婚さんいらっしゃい!』のアシスタント司会を1978年から1981年まで務めていました。

千昌夫はジョーンシェパードと離婚後、18歳年下の外国人女性と再婚したようです。2人目の嫁や再婚についてまとめました。