若かりし頃にプレイボーイ歌手の異名を取った昭和のモテ男・布施明と、数々の大御所を虜にしてきた小悪魔女優・加賀まりこは、かつて恋人関係にありました。

また、結婚していない加賀まりこが未婚で産んだ子供の父親が布施明だったとも噂されています。

ここでは布施明と加賀まりこの熱愛、出会いから破局原因までをまとめました。子供の噂の真相、現在の恋愛事情もあわせてお届けします。

名前：布施 明（ふせ あきら）
生年月日：1947年12月18日
出身地：東京都三鷹市
血液型：A型

1965年、シングル「君に涙とほほえみを」をリリースし、歌手デビューを果たした布施明。

1975年にリリースしたシングル「シクラメンのかほり」がミリオンセラーを記録する大ヒットとなり、「第17回 日本レコード大賞」「第6回 日本歌謡大賞」「FNS歌謡祭」で最優秀賞を受賞するなど、一躍人気歌手の地位を確立しました。

代表曲には他にも「陽ざしの中で」「落葉が雪に」「君は薔薇より美しい」「恋のサバイバル」などがあり、絶大な人気を誇った昭和のアイドル歌手です。

名前：加賀 まりこ（かが まりこ）
生年月日：1943年12月11日
出身地：東京都新宿区神楽坂
血液型：O型

1960年、スカウトにより芸能界入りし、フジテレビ系ドラマ「東京タワーは知っている」で女優デビューを果たした加賀まりこ。

デビュー当初から多くの作品で活躍し、1962年に映画「涙を、獅子のたて髪に」で銀幕デビューを飾ると、映画「月曜日のユカ」で主演に抜擢されるなど映画スターとしても活躍しました。

可愛らしさと美しさを兼ね備えた小悪魔的なルックス、大御所にも臆することがない尖った発言、周りを振り回すような奔放な言動で注目を集め、「小悪魔女優」や「和製ブリジット・バルドー」と呼ばれるように。
川端康成などをはじめ多くの大御所の寵愛を受けてきた女優です。

現在は母親役を演じることが増えており、井上真央と松本潤が出演して大ヒットとなったドラマ「花より男子」にて道明寺司の母親役を務めたことで若者世代にも知名度が広がりました。

ここでは昭和のプレイボーイ・布施明と、小悪魔・加賀まりこというモテの権化である二人の過去の熱愛についてお届けします。

1972年頃、布施明と加賀まりこの熱愛が噂になりました。

布施明はアイドル歌手として絶頂期にあり、一方の加賀まりこも時代劇ドラマなどへの出演で多忙な女優活動を行なっていた頃です。

お互いに芸能人であることから出会いは仕事の場での出会いか、芸能人同士の繋がりによる出会いだと考えられます。

当時、芸能人同士の恋愛スキャンダルは今では考えられないほどに御法度とされている時代で、特にアイドル歌手として一世を風靡していた布施明の熱愛発覚はNG中のNGでした。

そんな時代に発覚した布施明と加賀まりこの熱愛の噂に、布施明の所属事務所・渡辺プロダクションはどうにか揉み消そうとマスコミに圧力をかけてスキャンダルが表沙汰にならないよう働きかけていたといいます。

極秘の中で始まった熱愛ですが、その後二人が恋人関係にあるという噂は周知の事実と化しました。
しかしこの熱愛は長くは続かず、すぐに破局を迎えたと言われています。

熱愛スキャンダルが御法度とされる時代に、秘められた恋をスタートさせた布施明と加賀まりこ。
しかし、恋人関係は長くは続かず破局を迎えました。

熱愛の事実自体が公表されていないため、破局原因の詳細については語られていません。

ただ、極秘で交際をスタートさせるもお互いに歌手・女優として人気絶頂期にあった二人は多忙を極め、満足に会うことも叶わず、さらにはスキャンダル発覚を恐れて外でデートすることも厳禁とされていたことから、交際を続けるのが難しかったことは容易に想像できます。

また、布施明は当時、芸能界屈指のプレイボーイとして知られていました。
一方で加賀まりこも世紀の小悪魔女優の呼び声が高く、お互いに誰よりもモテる存在だったことからも、男女関係による破局が原因とも噂されています。

結果的に破局を迎えた布施明と加賀まりこですが、破局後に加賀まりこが子供を出産し、その父親が布施明ではないかと噂されて話題になりました。

加賀まりこは20代の頃に出産を経験しています。

子供を産んだ当時の加賀まりこは28歳。
妊娠していることが発覚した加賀まりこは、お腹に宿った命に対して「終わった恋が残していってくれたもの」と感じたことを明かしています。

そのためすでに破局した男性との間にできた子供であることは間違いなく、時期的に布施明との熱愛が噂されていた頃であることから、加賀まりこの子供の父親は布施明だと噂になりました。

加賀まりこはその後、未婚の母になることを選択。
当時まだ未婚の母が世間体的に認められない風潮だったことで、世間から大きなバッシングを受ける中、出産に至りました。

1972年、加賀まりこが女児を出産。
未婚の母として子供を育てていく決意を固めていた加賀まりこですが、残念ながら生まれた子供は出産から8時間後に肺拡張不全で死亡してしまいました。

加賀まりこはその後、子供を亡くしてからは目立った熱愛の噂はありませんでした。
しかし近年、演出家・清弘誠と長年の事実婚関係にあり、「最後の恋人」と呼んで幸せな生活を送っていることがわかっています。