坂崎幸之助さんは、THE ALFEEの初期のリーダーでギターとボーカルを担当しています。
坂崎幸之助さんの名前は芸名で本名は「坂崎幸二」さんというのですが、自分の名前にインパクトがないことが嫌ということと、家の隣が電気屋だったのでパナソニックの創業者・松下幸之助さんの名前をとってつけています。

フォークをこよなく愛しており日本の1960年代から1970年代のフォークソングの知識は随一です。

フォークソングの特集番の司会も務めています。
さらに司会だけではなく、若い層にフォークソングを広めることを当時から活動しているフォークソングミュージシャンと共に行っています。

三宅康夫、桜井賢、坂崎幸二（坂崎幸之助）、高橋志郎の4人がTHE ALFEEの元のバンドでもあるグループ「コンフィデンス」として活動をしていました。
しかし、メンバーの脱退や加入などを経て、桜井賢、高見沢俊彦、坂崎幸之助、三宅康夫の4人でデビューを果たすも、1975年に三宅が脱退し現在の3人で活動を続けることになりました。

バンド名も「ALFIE」に変わるも、レコード会社を脱退後の再デビューでは「Alfee」と表記がかわり、最終的には「THE ALFEE」になりました。

THE ALFEEの特徴は、メンバー3人が均等にリードヴォーカルをとり曲毎（曲によってはパート毎）にリードヴォーカルを変えるスイッチボーカルもできることです。

幼少の頃は落語家を目指していました。目指していただけあり、ラジオやステージのMCは面白く「God Of DJ」と呼ばれるほどです。

アコースティック・ギターを中学1年生の時に購入し、そのギターを中学・高校性の時に毎日学校に持っていっていたようで休み時間になると弾いていたのだとか。

進学校に通っていた坂崎さんは、ギターを学校に持って行っても怒られないようにフォークソング同好会を設立し初代会長になっています。
その後、同好会は部になりました。

高校3年生の時には、フォークコンテストに1人参加し、そこで「コンフィデンス」と出会いました。

2016年に残念ながら閉店してしまいましたが、酒屋・武蔵屋坂崎商店を兄が経営していました。

「たけしのニッポンのミカタ!」でお店が紹介されたときには、店内はTHE ALFEEのポスターなどが飾られていました。

ここで販売されていたお味噌を坂崎さんも愛用されていたようです。
オリジナルのグッズも売っていたのですが、アルフィーの名を使っての商売は禁止になり坂崎さんのデザインしたグッズ販売ができなくなりました。

閉店した後はたばこだけ売っているという情報もあります。

坂崎さんの家族構成は、父と母のご両親と兄が1人います。

父の名前は坂崎幸太郎さんといい2009年5月2日85歳で亡くなりました。

兄は、上記にも記載していますが、酒屋・武蔵屋坂崎商店を経営していました。
そして、この兄の影響で坂崎さんはビートルズの大ファンになりました。

叔父はエッセイストの坂崎重盛さんでその他にも、甥は元ベーシスト、いとこは代表取締役社長など活躍されている方が多くいます。

坂崎さんの叔父は、坂崎重盛さんでこの叔父さんのことを坂崎さんは憧れているようです。

坂崎 重盛さんはエッセイストで、横浜市公園部で児童公園等の設計に参加していました。
1981年に遊戯的出版プロデューサー集団「波乗社」を設立を設立します。

上記にも記載していますが坂崎さんは叔父の坂崎 重盛さんに憧れていましたが、親戚は法事を忘れたり、法事にきても二日酔いだったりすることがあるので迷惑していたそうです。

トークバラエティの「酒とつまみと男と女」でレギュラー出演し、さらに坂崎幸之助さんとも共演を果たしています。

さらに、叔父さんがTOKIOの松岡さんのファンで一緒に飲みにも行っているようです。
坂崎さんが松岡さんに会うと「この間叔父さんと会いましたよ」と報告があるそうです。

著書
豚もおだてりゃ樹に登る河童もけなせば溺れ死ぬ ほめて生かそう自分も人も
「人間関係ぎらい」を楽しむ生き方
東京下町おもかげ散歩 明治の錦絵・石版画を片手に、時を旅する、町を歩く
「絵のある」岩波文庫への招待 名著再会　他