名前：田辺 靖雄（たなべ やすお）
出身地：東京都
血液型：O型
職業：歌手、俳優

田辺靖雄は1961年にデビューした歌手・俳優で、1963年に梓みちよとデュエットした「ヘイ・ポーラ」は大ヒットとなりました。その後は歌手活動だけでなく、俳優として様々なドラマに出演するようになり、現在まで長年に渡って活躍を続けています。

田辺靖雄の嫁はドラマ「コメットさん」などで知られている女優で歌手の九重佑三子です。彼女はバンド「ダニー飯田とパラダイス・キング」のメンバーとして1962年にデビューを飾り、その翌年にソロ歌手としてデビュー。

1967年のドラマ「コメットさん」は大ヒットとなり、一躍人気女優の仲間入りを果たしました。結婚後は夫婦での活動が多く、楽曲のデュエットなども行っています。

田辺靖雄の身長は「171㎝」だそうで、日本人男性の平均ほどの高さがあります。体重は「66㎏」だと言われていて、見た目どおり少しぽっちゃりしています。

ちなみに九重佑三子の身長は「163㎝」で、田辺靖雄とは「8㎝」の身長差があります。

田辺靖雄の現在の年齢は「76歳」です。非常に高齢で、80歳が目前に迫っていますが、まだまだ現役を貫いています。生年月日は「1945年4月5日」で星座は「牡羊座」です。ちなみに九重佑三子の年齢は「75歳」で、生年月日は「1946年3月21日」です。

田辺靖雄は父親がNHKのアナウンサーをしていたことで子供の頃から頻繁にNHKに遊びに行っていたようで、その中で劇団「こまどり」の関係者と知り合い同劇団に入団します。彼は10歳の頃から子役としての活動が始まり、映画「女中ッ子」にも出演しました。ちなみに中学時代には劇団を辞めています。

田辺靖雄はデビュー前はかなりの遊び人だったようで、高校生の頃から赤坂や六本木を拠点に遊びまわる毎日を送っていました。当時は井上順や中尾彬、大原麗子と遊ぶことが多く、それらと共に「六本木野獣会」を結成しました。

このグループは10代の遊び人グループで、田辺靖雄を中心に結成。メンバーは総勢30人ほどいたようで、その後数多くのメンバーが芸能界入りを果たします。

田辺靖雄は六本木野獣会のメンバーとして遊んでいた頃、芸能事務所の「渡辺プロダクション」の関係者からスカウトされて芸能界入りを果たします。当時はまだ16歳でしたが、すぐに「ザ・リクエストショー」や「夢であいましょう」といった番組にレギュラー出演。当時は番組内で歌を披露することもあったようで、なんとこのとき彼のバックダンサーを務めていたのは当時デビューしたばかりの「ジャニーズ」だったようです。

田辺靖雄はその後1963年に歌手で女優の梓みちよとデュエット曲「ヘイ・ポーラ」をリリース。同楽曲はすぐに爆発的なヒットとなり、現在まで彼の代表曲となっています。

彼は「ヘイ・ポーラ」のヒットを受けて同年の紅白歌合戦に出場。翌年リリースした楽曲「二人の星を探そうよ」も大ヒットとなり、一躍人気歌手の仲間入りを果たしました。

田辺靖雄はテレビ番組でのちに結婚する九重佑三子と共演。初めて会ったときは挨拶を交わしただけだったようですが、その後もたびたび共演が続いたことで徐々に仲を深めていきます。

ただ、当時の2人は兄妹のような関係だったと語っていて、互いに好意も抱いていたのだそうです。

田辺靖雄は九重佑三子と1973年に結婚しました。ただ、2人に交際期間は無かったようで、2人の仲を知っている先輩たちや事務所社長に場をセッティングしてもらい、いきなり「機は熟してる。さぁ、そろそろ婚約を考えて」と2人揃って結婚を迫られたのだとか。当時は2人とも人気絶頂で、ビッグカップルの結婚として日本中で話題になりました。

田辺靖雄と結婚した九重佑三子は妊娠を機に芸能活動を休止。1978年11月5日に長男である田辺晋太郎を出産したあとも育児のために復帰することはありませんでした。

この頃は田辺靖雄はソロで活動していて、当時も歌手や俳優として精力的な活動を見せていました。

名前：田辺 晋太郎（たなべ しんたろう）
生年月日：1978年11月5日
出身地：東京都
血液型：A型
職業：音楽プロデューサー、作曲家、MC

育児のために活動休止していた九重佑三子は1986年に芸能界に復帰。以降は夫婦での活動が増え、2人ディナーショーやテレビ・ラジオ番組などへの出演をしています。また、彼らはチャリティーコンサートも行っていて、福祉活動にも熱心に取り組んでいます。

田辺靖雄は現在「日本歌手協会」の8代目会長を務めていて、日本の歌手の名誉や財産、権利を守る活動を行っています。日本歌手協会には北島三郎や五木ひろしといった大物歌手も多数在籍していて、彼が多くの歌手たちから信頼を得ていることが伺えます。

田辺靖雄は2007年にストレスが原因の病気になったことがありました。彼はある日突然まともに歩けなくなったようで、九重佑三子に連れられて病院に行くことに。そこで彼は医師から「ご主人はもう普通の暮らしはできないから入院するように」と言われてしまいます。

これを聞いた九重佑三子は「私が治す！」と宣言し、彼を車いすに乗せて自宅に連れ帰ったのだとか。

田辺靖雄はその後自宅で九重佑三子とともに歩くリハビリをスタート。始めたばかりの頃は足がしびれて上手く動かせず、負けそうになる気持ちを抑えながら懸命にリハビリを続けました。

このとき、九重佑三子はやさしくすることは無かったようで、甘えさせず自力で動けるようになるよう応援していたのだそうです。