名前：西川貴教（にしかわ たかのり）
生年月日：1970年9月19日
出身地：滋賀県野洲郡野洲町（現・野洲市）
血液型：A型
身長：161cm

「T.M.Revolution」の名前でも知られるミュージシャン・西川貴教。

1989年に結成されたバンド「Luis-Mary」のボーカルを経て、1996年にソロプロジェクト「T.M.Revolution」としての活動を開始しました。

1996年5月に1stシングル「独裁 -monopolize-」でデビューし、これまでに初のオリコンTOP5入りを果たした「HIGH PRESSURE」や、ミリオンセラーを記録した「WHITE BREATH」、黒い帯の斬新な衣装が話題になった「HOT LIMIT」など、数々のヒット曲を生み出しています。

現在はデビュー25周年を迎え、2021年5月からデビュー25周年を記念したホールツアー「T.M.R. LIVE REVOLUTION’21 -VOTE-」が開催されました。

自身の歌手活動以外にも、ファッションブランドの立ち上げやミュージカルの主演、イナズマロックフェスの開催など、多岐に渡る活動を行なっています。

ここではそんな西川貴教の半生に注目し、デビューまでの生い立ちや実家の情報、家族の情報をまとめました。
父親・母親・兄弟の情報と家族エピソードもあわせてお届けします。

まずは西川貴教の生い立ち、実家についてお届けします。
西川貴教は滋賀県彦根市で生まれ、滋賀県野洲市で育ちました。

父親が地方公務員、母親が病院勤めという家庭に生まれ、小学校・中学校時代は剣道やハンドボールに励むスポーツ少年だったといいます。

小学生の時にラジオで洋楽を聴いたことがきっかけで音楽に目覚め、中学時代には友人らとコピーバンドを結成しボーカルを務めるなど、若い頃から音楽活動に夢中になってきました。

高校に進学してからも音楽に熱中し、バンド活動に夢中になるあまり学校は遅刻や早退を繰り返していたといいます。
また、バンドマンとして伸ばしていた頭髪が校則違反になり教師と口論になったことで、高校を退学しました。

高校退学後は本格的に音楽を学ぶため、大阪スクールオブミュージック専門学校に入学。
そこで出会ったメンバーとバンド「Luis-Mary」を結成し、ボーカリストとして活動を開始しました。

西川貴教の実家は滋賀県野洲市にあります。

地元・滋賀県を代表するミュージシャンへと成長した西川貴教は、地元である滋賀県の初代滋賀ふるさと観光大使に任命されました。

観光大使に就任した際、「音楽を通じて地元に恩返しがしたい」と語っていた言葉通り、滋賀県内で初の大型野外ロックフェス「イナズマロックフェス」を開催し、日本でも有数の野外フェスとして人気を集めています。

イナズマロックフェスに参加するため全国から滋賀県に音楽ファンが来場し、宿泊施設や観光地などにも人が集まることで地域経済に大きな経済効果をもたらしており、宣言通り地元への恩返しを果たすことができました。

ここからは西川貴教の家族についてお届けします。

西川貴教の父親・西川康宏さんは、滋賀県庁に勤務する地方公務員です。

西川貴教によると父親に関してはあまりいい思い出がないようで、パチンコに中毒的にハマっていた父親を「どうしようもない人間だった」と語ったことがあります。

そんな西川貴教ですが、父親がハマる姿を見て子供の頃は敵視していたというパチンコの台のモデルになることに。

2014年に導入されたパチンコ「CR T.M.Revolution」の発表記者会見では、父親について「今もパチンコが大好きなので、どうせなら自分の台で打ってほしいですね」と発言しました。

ギャンブルにハマっていたとのことで父親に対しいい感情はないものの、現在は父の日にプレゼントを贈るなど良好な家族関係を築いています。

西川貴教の母親・西川一子さんは、市民病院に勤務する歯科技工士でした。

残念ながら2017年に亡くなっていますが、西川貴教と母親の仲は良好だったようで、西川貴教がイナズマロックフェスを開催したのも「仕事として実家に帰る理由を作るため」だったといいます。

手足がだんだん動かなくなっていく進行性の病気を患った母親ですが、どれだけ体が悪くても車椅子でイナズマロックフェスを観に来てくれていたようです。

地元・滋賀県で大型ロックフェスを開催し、仕事を理由に実家に帰る口実を作っていた家族思いの西川貴教。
母親もそんな息子の姿を見るたびに、誇らしい気持ちになっていたのではないでしょうか。