名前：渡辺 大知（わたなべ だいち）
生年月日：1990年8月8日
出身地：兵庫県神戸市
血液型：O型
身長：179cm

ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルで、現在は俳優としての活躍が目覚ましい渡辺大知。

高校在学中だった2007年にロックバンド「黒猫チェルシー」を結成し、2010年にミニアルバム「猫Pack」でメジャーデビューを果たしました。

バンドは2018年10月で活動休止しており、渡辺大知は現在、俳優業をメインに活動しています。

2009年に映画「色即ぜねれいしょん」で演技未経験ながら主演を務め俳優デビューを果たし、「第33回 日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞しました。

2011年にはNHKの連続テレビ小説「カーネーション」で連続ドラマ初出演を果たし、2021年にテレビドラマ「イタイケに恋して」で地上波連続ドラマ初主演を飾りました。

2022年にはすでに映画「Ribbon」「ノイズ」「HOMESTAY」など立て続けに映画出演が決まっています。

さらに映画監督としても活躍しており、2015年に大学の卒業制作として制作した「モーターズ」で映画監督デビューを果たすと、ぴあフィルムフェスティバルの自主映画コンペティション「PFFアワード」で審査員特別賞を受賞。

2022年には短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」に監督としても俳優としても参加し、才能の豊かさを示しています。

ここではそんな渡辺大知の実家と家族についてまとめました。
実家でのエピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

渡辺大知は兵庫県神戸市の出身です。

実家は神戸の六甲山のふもとにある自然豊かな場所で、自宅から徒歩圏内に滝がある山奥で育ちました。

実家で暮らしていた頃は自然と共に育ってきたようで、小学生の時には外で虫をとって遊んでいたといいます。

その一方で家で本を読むことも好きで、物語を作る人になりたいという夢を持ち、幼い頃から物語を書いていました。
この時の経験が現在のシンガーソングライターとしての音楽活動や、俳優や映画監督としての活動に繋がっているのですね。

渡辺大知の家族構成は、父親・母親・姉・本人・弟の5人家族で、3人兄弟の真ん中として育ちました。

渡辺大知の父親は一般人ということもあり、経歴や職業などは公表されていません。

しかし父親がかなりの音楽好きだったようで、実家にはピアノ、ギター、バイオリン、アコーディオン、フルートなど、さまざまな楽器が置いてあったそうです。

渡辺大知もそんな父親の影響で音楽に触れて育ち、中学2年生の時に学校の音楽の授業でギターを習ったことがきっかけで楽器に興味を持ち、父親が持っていたギターを弾くようになりました。

次第に幼少期から書いていた物語にメロディを乗せてみたいと思うようになり、作詞作曲を始めたという原点があります。

渡辺大知がバンドのボーカルとして、そしてシンガーソングライターとして活動しているのは、父親の影響があったからこそかもしれないですね。

渡辺大知の母親も一般人ということで、経歴や職業などの詳細は公表されていません。

ただし母親は渡辺大知が小さい頃から息子の趣味に理解があり、物語が好きだった渡辺大知に絵本を与え、読み聞かせをしてくれていたという仲睦まじいエピソードが残されています。

渡辺大知は田島征三の絵本作品が好きなことを公言していますが、垢から生まれた「ちからたろう」を初めて読んでもらったのは5歳の時だったといいます。

また、河童の妖怪の生まれ変わりと噂され山に追い立てられてしまう少年を通じて人間の身勝手さを描いた「しばてん」など、ヘビーな作品も幼い頃から読んでもらっていたことを明かしました。

宮沢賢治作品などは今も母親の声で蘇るほどで、この経験を渡辺大知は「そういった作品を子供のうちに読んでおいて良かった」と語っています。

母親のおかげで物語を創る才能が培われ、映画監督としての活動にも活かされているようです。
父親の影響で音楽の才能を開花させ、母親の影響で物語を創造する力を得る。渡辺大知の今は、趣味に理解がある家族がいてこそ生まれたものかもしれませんね。

渡辺大知は3人兄弟の真ん中で、姉と弟がいます。

姉は一般人で詳細は明らかになっていませんが、姉にまつわる興味深いエピソードが残されています。

渡辺大知が大学の卒業制作として制作した映画「モーターズ」は、当初は自身の姉をモデルに書き始めたといいます。

姉をモデルにして、女の子が整備工場の男性に恋をする物語を書き始めましたが、残念ながら女性の気持ちがわからなかった当時の渡辺大知は、主役を男に変えて完成させました。

渡辺大知には3歳年下の弟がいます。

弟とは幼い頃によく遊んだ思い出があり、ビートルズのアルバムを聴くと幼い頃に適当な英語で弟と一緒に歌った思い出が蘇ると語っていました。

現在弟が何をしているかは明かされていませんが、今も仲良く音楽談義に花を咲かせることがあるといいですね。