1980年に結婚し、翌年の1981年に息子の美勇士が誕生するも、結婚からわずか4年後の1984年に離婚したアン・ルイスと桑名正博。

お互いにロックミュージシャンとして活動し、短い結婚生活の末に離婚を選んだ二人の、結婚から離婚までをまとめました。

馴れ初めから結婚の経緯、息子・美勇士の誕生、離婚原因と再婚についてお届けします。

名前：アン・ルイス
生年月日：1956年6月5日
出身地：兵庫県神戸市

「六本木心中」や「あゝ無情」のヒットで知られる女性ロック歌手のアン・ルイス。

父親がアメリカ海軍の軍人、母親が日本人のハーフとして神戸に生まれ、横浜で育ち、14歳の時にスカウトされたことで芸能界に足を踏み入れました。

1971年2月25日、ビクターレコードよりシングル「白い週末」でデビュー。

当初はアイドル歌手としてアイドルソングを歌い、グラビアでも活動していましたが、1974年にリリースした「グッド・バイ・マイ・ラブ」がヒットしたことで歌謡ロックに転向し、「六本木心中」「あゝ無情」などのヒット曲を生み出してきました。

1970年代後半から1980年代にかけて多くのヒット曲を生み出し、個性的な世界観とファッションで注目を集め、女性ロック歌手として日本歌謡ロック界を盛り上げた第一人者として知られています。

名前：桑名正博（くわな まさひろ）
生年月日：1953年8月7日
没年月日：2012年10月26日
出身地：大阪府大阪市

ロックバンド「ファニー・カンパニー」のメンバーとしてデビューし、ソロミュージシャンとしても活動した桑名正博。

1971年にバンド「ファニー・カンパニー」を結成し、1972年に「スウィートホーム大阪」でデビューしました。

バンド解散後、1975年にソロ活動を開始し、1979年リリースの「セクシャルバイオレットNo.1」がヒット。
元嫁のアン・ルイスと同じく歌謡ロック系ミュージシャンとして知られています。

1980年に結婚したアン・ルイスと桑名正博。

1980年3月5日に結婚式を挙げましたが、挙式はサプライズ的に行われたことで知られています。

婚約中に仕事でロサンゼルスに渡っていた二人は、合流するなり桑名正博がアン・ルイスに相談しないまま結婚を宣言。

ウェディングドレスの用意も、親族の参列も、結婚指輪もないという状況にアン・ルイスは戸惑いましたが、最終的に「二人きりでやるのも楽しいね」となり、友人の家でサプライズ的に結婚式を挙げました。

そんなロックな結婚式を挙げた二人ですが、馴れ初めについては詳細な情報がほとんど語られていません。

お互いに歌謡ロックのミュージシャンとして活動していたことから、音楽関係の仕事で出会い意気投合して交際に至ったという馴れ初めが考えられるものの、いつどこでどのように出会ったのか、詳細はほとんどわかっていません。

馴れ初めについては語られない二人ですが、結婚の翌年には息子が誕生し、そして結婚からわずか4年後の1984年には電撃離婚をして話題になりました。

ここからはアン・ルイスと桑名正博の息子・美勇士の誕生や、離婚原因についても見ていきましょう。

結婚翌年の1981年、長男・美勇士が誕生しました。
アン・ルイスは息子を出産後、育児に専念するため音楽活動を一時休業しています。

本名：桑名 美勇士 ジュリアン（くわな みゅうじ じゅりあん）
生年月日：1981年5月8日
出身地：ハワイ

アン・ルイスと桑名正博の息子・美勇士は、両親がともにミュージシャンという音楽一家に生まれたことで、幼少期から音楽に触れて育ち、物心ついた頃には音楽の道を志していました。

1998年に母親であるアン・ルイスとのデュエット曲「So in love with you」でCDデビューしてミュージシャンとしての活動を開始。
その後、ドラマや映画、ミュージカルなどの俳優業にも挑戦し、幅広い分野で活躍しているミュージシャン兼タレントです。

現在は芸能事務所に所属していないフリータレントで、配信アプリ「17 Live」のライバーとして配信活動を行なっています。

息子・美勇士は、2011年に元宝塚歌劇団花組男役の日向燦と結婚しました。
結婚した年に長女「音衣（ねい）」が誕生し、アン・ルイスと桑名正博にとっての初孫となりました。

2013年には長男「藍紅（あいく）」、2014年には次男「真陽（まはる）」、2015年には次女の「リル」が誕生し、美勇士は4人の子供の父親となっています。