名義：美空ひばり（みそらひばり）
出生名：加藤和枝（かとうかずえ）
生年月日：1937年5月29日
出身地：神奈川県横浜市

主なリリース作品
シングル
1949年8月10日　河童ブギウギ
1949年9月10日　悲しき口笛
1950年7月20日　東京キッド
1952年5月1日　リンゴ追分
1952年8月15日　お祭りマンボ
1956年11月15日　波止場だよ、お父つぁん
1957年3月10日　港町十三番地
1961年4月5日　ひばりのドドンパ
1964年11月20日　柔
1966年6月10日　悲しい酒
1967年5月25日　真赤な太陽
1985年5月29日　夢ひとり
1987年12月10日　みだれ髪
1989年1月11日　川の流れのように

主な受賞歴
1962年　ブルーリボン大衆賞
1969年　日本赤十字社金色有効賞
1969年　紺綬褒章
1977年　森田たまパイオニア賞
1989年　国民栄誉賞

多くの人たちから「歌謡界の女王」と呼ばれている美空ひばりさんは、多くのヒット曲を発表した天才歌手。女優としても活躍し、多くの作品に出演しました。

女性として初めて国民栄誉賞を受賞した偉大な人物としても広く知られている美空ひばりさん。他界された後も多くのファンに愛され続けており、多くの楽曲も世代を超えて親しまれています。

1954年に放送された第5回目のNHK紅白歌合戦で、初めて紅白歌合戦に出演した美空ひばりさん。初出演時は「ひばりのマドロスさん」を披露し、その後も紅白歌合戦に何度も出演しました。

2019年の第70回NHK紅白歌合戦では人工知能を使用した「AI美空ひばり」が出演し、「あれから」を披露。当時視聴していた人たちに感動を与え、インターネット上においても大きな話題となりました。

「裏町酒場」は、美空ひばりさんが45歳の誕生日を迎えた1982年5月29日に発売されたシングル曲。約15.4万枚を売り上げたヒット曲であり、B面には「時雨の宿」が収録されています。

1982年7月21日に発売された同名のアルバム「裏町酒場」の1曲目にも収録。アルバムには、「人恋酒」「おまえに惚れた」「時雨の宿」などの名曲に加え、五木ひろしさんの名曲「人生かくれんぼ」のカバーバージョン、都はるみさんの名曲「大阪しぐれ」のカバーバージョンも含め、全12曲収録されています。

1983年5月21日に発売された美空ひばりさんの人気曲のひとつである「笑ってよムーンライト」。作詞は来生えつこさん、作曲は来生たかおさんが手掛けており、編曲を坂本龍一さんが務めたことでも話題になった名曲です。

シングルの2曲目には、同じく来生えつこさんが作詞、来生たかおさんが作曲、坂本龍一が編曲を担当した人気曲「まなざしの彼方」が収録されています。

世界的に有名なクリスマスソングである「ジングル・ベル」。美空ひばりさんは1953年12月1日にシングル曲としてカバーバージョンを発売しており、多くのファンから高い評価を得ました。

「海にむかう母」は、1977年11月1日に発売された美空ひばりさんのシングル曲。杉紀彦さんが作詞、いずみ進さんが作曲、丸山雅仁さんが編曲を手掛けた名曲であり、シングルのB面には、「ひとり旅～リンゴ追分～入り」が収録されています。

1974年10月1日に発売された「一本の鉛筆」は、松山善三さんが作詞を務め、佐藤勝さんが作曲と編曲を手掛けた人気曲。秋川雅史さん、扇ひろ子さん、浜田真理子さんのカバーバージョンも話題になった楽曲であり、「一本の鉛筆」のシングルのB面には、同じkう人気曲である「八月五日の夜だった」が収録されています。

「花と炎」は、1970年1月10日に発売されたシングル曲。映画「美空ひばり・森進一の花と涙と炎」の主題歌に起用された楽曲です。

フランスのシャンソン歌手であるエディット・ピアフさんの代表曲として世界的に有名な名曲「La Vie en rose」。日本では「バラ色の人生」のタイトルで親しまれており、1955年4月15日には美空ひばりさんのカバーバージョン「薔薇色の人生」が発売され好評を得ました。

「薔薇色の人生」のシングルのB面には、「A列車で行こう」が収録。「A列車で行こう」も世界的に広く親しまれている楽曲であり、ジャズピアニスト・作曲家のビリー・ストレイホーンさんが作曲を務めた名曲。美空ひばりさんのカバーバージョンは日本語詞となっており、「薔薇色の人生」と同じく「A列車で行こう」もおすすめです。

美空ひばりさんが初めてNHK紅白歌合戦に出演した際に披露した楽曲としても有名な名曲である「ひばりのマドロスさん」。1954年5月15日に発売された美空ひばりさんのシングル曲であり、石本美由起さんが作詞、上原げんとさんが作曲・編曲を手掛けました。

「花のいのち」は、美空ひばりさん作詞・作曲を手掛けた名曲。編曲は佐伯亮さんが手掛けており、1983年2月21日にシングル曲として発売されました。

B面に収録されている「木場の女」も、作詞と作曲を美空ひばりさん、編曲を佐伯亮さんが担当。どちらもファン人気が高い名曲です。

「愛の讃歌」のタイトルで日本で親しまれている「Hymne a l'amour」も、エディット・ピアフさんのヒット曲。シャンソン歌手の越路吹雪さんがリリースしたカバーバージョンも有名ですが、美空ひばりさんのカバーバージョンも高い人気を獲得しています。


美空ひばりさんのカバーバージョンの「愛の讃歌」は、1962年5月20日にシングル曲としてリリース。2013年5月29日には、再発売盤がリリースされました。

1986年5月29日に発売された美空ひばりさんの人気曲「愛燦燦」。シンガーソングライターの小椋佳さんが作詞と作曲を務め、編曲は若草恵さんが手掛けました。

美空ひばりさんの人気曲のひとつ「冬のくちびる」は、1984年9月1日に発売。石本美由起さんが作詞、石本美由起さんが作曲、南郷達也さんが編曲を手掛けた楽曲です。

シングルのB面には「女ながれ唄」が収録。こちらの名曲は、作詞を石本美由起さん、作曲を石本美由起さん、そして編曲は丸山雅仁さんが務めました。

1976年7月1日に発売された「さくらの唄」は、なかにし礼さんが作詞を務め、三木たかしさんが作曲と編曲を手掛けた人気曲。2016年5月29日にリリースされた再発売盤のEPには、「さくらの唄」のオリジナルバージョンに加え、「さくらの唄（ギター・バージョン）」と「われとわが身を眠らす子守唄」が収録。さらに、「さくらの唄（ギター・バージョン）」「われとわが身を眠らす子守唄」のオリジナルカラオケバージョンも含め、全5曲収録されています。