藤原さんはシンガーソングライターとしてメジャーデビューをし、その後ドラマに出演し女優としてもデビューしました。
その時の演技が評価され新人賞を受賞しています。

2017年には子供向け番組「ポンキッキーズ」の新MCに就任、さらに2021年には子供向け音楽教育番組「ムジカ・ピッコリーノ」の新シーズンにシエリ役でレギュラー出演もされています。

また、2019年には、1か月間単身でアメリカに滞在し語学学校で英語を学び、さらにギタリストのアダム・レヴィさんからギターのレッスンを受けました。

現在も「ルパン三世 PART6」の第2クール・エンディングテーマの歌唱を担当したり、ドラマ「ファイトソング」に出演したりと幅広く活動を行っています。

出身小学校は、福岡県福岡市立西長住小学校です。

藤原さんの父親はベーシストの藤原宏二さんでいか天にも出演されています。
プログレッシブロックバンド「たけのうちカルテット」で活動しヒップホップユニット「Small Circle of Friends」でメジャーデビューをしていました。

その父親から藤原さんが10歳の時にクラシック・ギターをもらいギターを始めました。
父親の影響でビートルズやをトッド・ラングレン、デヴィッド・ボウイ、XTC、クリーム、ザ・フーなどを聴いて育ち、特にポール・マッカートニーの熱狂的なファンだそうです。
ギターの練習にはビートルズの曲をよく弾いていました。


また、ギターを始めたときはギタリストに憧れがありましたが、5年生の頃にYUIさんのように自分で曲と詞を書いて歌う人を「シンガーソングライター」ということを知るとシンガーソングライターになりたいと思い始めました。
小学生の頃から作曲を始めており、また、自身の低い声質にあうマイナー調の曲を作るのが得意でメロディやアイデアが浮かんできていたそうです。

音楽以外には体操もしており内村航平さんを尊敬していたそうです。

出身中学校は、福岡市立長丘中学校です。
中学生では陸上部に所属し、800メートルと1500メートルの選手でした。

中学生になっても音楽が好きでスタジオで練習するためだけのバンド活動を始めていました。
父親はベースを担当し、父親の友人の息子がドラム、そして藤原さんはギターとボーカルを担当していたようです。

しかし、3年生になると高校受験に専念するため練習は中断しました。

中学を卒業後は、福岡県福翔高校に進学しています。
偏差値は58で、藤原さんの他にも有名な方が卒業されています。

・甲斐よしひろ(ミュージシャン)
・小林よしのり(漫画家)
・出光佐三(出光興産創業者)
・加納督大(バスケットボール選手)　他

2010年に友人の古賀祐太さんに影響を受け福岡のボーカルスクールVOATに入りました。
入学して3か月後に音楽関係者の前で行われたスクール主催の「ショーケース型オーディション」を受け、芸能事務所アミューズと育成契約を結びます。
また、スクールに入学した時は声が低く高いキーの曲が歌えないことがコンプレックスでしたが、スクールの講師に「すごくブルージーで他にない声だね。大事にした方がいいよ」と言われたことから自分の声との向き合い方を変えたそうです。

また、その講師からノラ・ジョーンズを勧められ歌ってみた所、自分でも驚くほど声が出しやすいことを体感しました。
ノラ・ジョーンズの出会いは「自分が変われたきっかけ」だったそうで、それからは英語詞の曲を書くようにもなったそうです。

高校生の時は地元の福岡だけではなく東京でも音楽活動を行っていました。
福岡でのライブの際は父親ががベースでサポートすることもあったそうです。
さらに、カフェ、レストラン、ライブハウスでのライブ活動と並行してオリジナルの楽曲制作も行っていました。

高校3年生の時に1stスタジオ・アルバム「full bloom」をインディーズにてリリースしています。

藤原さんは大の牛好きで、牛をモチーフにしたグッズが多い事でも知られていますが、高校生の頃に美術の授業で一年間掛けてピンク・フロイドのアルバム「原子心母」のジャケットに描かれた「牛」を模写したこともあり、3年生の時の進路希望の第2希望の欄に「北海道で酪農」と書いたこともあるそうです。