名前：田代 まさし（たしろ まさし）
生年月日：1956年8月31日
出身地：東京都新宿区
身長：172cm
血液型：A型

音楽グループ「ラッツ＆スター」の元メンバーで、志村けん率いるバラエティ番組でも活躍した元歌手・元タレントの田代まさし。

1980年に高校時代からの友人である鈴木雅之、桑野信義らと共に音楽グループ「シャネルズ（後のラッツ＆スター）」としてメジャーデビューし、デビューシングル「ランナウェイ」がミリオンセラーを記録する大ヒットとなったことで一躍人気歌手の座を射止めました。

歌手活動以外にも、志村けんにお笑いセンスを認められ1986年頃からタレントやコメディアンとしての活動を開始し、「ダジャレの帝王」「ギャグの王様」「小道具の天才」といった異名でお茶の間の人気者になりました。

歌手・タレントとして人気を集めていた田代まさしですが、2000年に駅構内で女性の下着を盗撮しようとし、東京都迷惑防止条例違反で書類送検されました。
これ以降、のぞきや薬物などでの逮捕を繰り返しています。

上記の盗撮事件後、志村けんをはじめ田代まさしを買っていた芸能界の重鎮らが芸能活動復帰のため各所に働きかけ、数々の番組に起用してもらいましたが、2001年に近所の男性宅の風呂を覗いたとして軽犯罪法違反で現行犯逮捕されました。

また、この時自宅から覚せい剤が発見され、覚せい剤取締法違反容疑でも再逮捕されています。
覚せい剤使用により逮捕されたことで、田代まさしが当時所属していた事務所エムティエムプロダクションは田代まさしの契約を解除しました。

その後、2021年現在までに複数回に渡り薬物で逮捕され、幾度となく更正を誓ってきたものの、薬物を完璧に絶つことができずに現在も服役中です。
田代まさしの現在までの薬物事件、そして現在服役中の薬物事件の詳細も見ていきましょう。

田代まさしの初めての薬物逮捕は2001年のことです。
自宅から覚せい剤が発見され、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことで、事務所から契約を解除されました。

田代まさしは歌手デビュー前から薬物をやっていたことを認め、1991年に家族でハワイ旅行に行った時に現地で覚せい剤を初めて使用したと語っています。

田代まさしの薬物逮捕・契約解除により、収録済みの番組など損害賠償金は8000万円にものぼりました。

2004年9月20日、中野区の路上で車を駐車中、警察の職務質問により車の中から覚せい剤および刃渡り8cmのバタフライナイフが発見されたことで、覚せい剤取締法違反と銃砲刀剣類所持等取締法違反で現行犯逮捕されました。

2度目の薬物事件ということもあり、執行猶予は付かずに懲役3年6ヶ月の実刑判決が下され、2008年6月26日に満期出所しました。

2010年9月16日、深夜に神奈川県横浜市の赤レンガパークの駐車場で職務質問を受け、ポリ袋の中にコカインを所持していたことが発覚し、麻薬及び向精神薬取締法違反で現行犯逮捕されました。

3度目の薬物での逮捕ということもあり懲役3年6ヶ月の実刑判決が下り、2014年7月2日に仮釈放されました。

前回の逮捕後、出所してからは薬物依存リハビリ施設「ダルク」のプログラムを受け、更正したかに思えた田代まさし。

しかし2019年11月、またもや覚せい剤を所持していたことが発覚し、覚せい剤取締法違反で逮捕されました。
裁判では懲役2年6ヶ月・うち6ヶ月を保護観察付きの執行猶予2年とする判決が下り、現在は服役中です。

4度に渡る薬物逮捕で2021年現在も服役中の田代まさし。
釈放予定は2023年6月となっています。

田代まさしは2010年に逮捕された際、度重なる薬物使用により、げっそりと頬がこけ、かつての面影も髪も薄いやつれた姿が写真に撮られて大きな衝撃を与えました。

その後、服役やリハビリにより徐々に体格は元に戻り、2019年頃にはふっくらとした健康的な姿を見せていました。

現在は服役中のため、2021年現在の最新画像は見ることができないものの、2019年の逮捕直前に撮影された動画・画像が出回っています。