千葉を拠点に活動するロックミュージシャンで、ローカルタレントであるジャガーさん。

ジャガーさんは1980年代から地元・千葉のチバテレビの番組枠5分を買い取り、自身の音楽番組「HELLO JAGUAR（ハロージャガー）」の放送を開始しました。

千葉県では有名なローカルタレントでしたが、日本テレビ系バラエテイ番組「月曜から夜ふかし」に出演したことで全国区の知名度を獲得。

映画「翔んで埼玉」に伝説の千葉県人役で出演を果たすなど、ローカルタレントの枠を超えた活躍をしていました。

ちなみにジャガーさんのプロフィールは独特で、生年月日は「ジャガー星では1年が長いため年齢という概念はない」としており、出身地は「火星の近くにある未発見の星・ジャガー星」という設定となっています。

本人は千葉県市川市八幡在住で千葉を拠点に活動しており、千葉県市川市にあるJR本八幡駅ではジャガーさんが構内アナウンスを担当。
1日3回、「一人一人のお客さまが安心してご利用できるよう、皆様のご協力をお願いします」というアナウンスが流れます。

2016年にはチバテレビ放送開局45周年事業の「チバテレ応援団長」に就任し、同年11月に「千葉テレビ社長賞」を受賞しました。
さらに2017年には「チバテレ”終身名誉応援団長”」に就任、市川市のふるさと納税返礼品にジャガーさんのグッズが追加されるなど、千葉県を代表するローカルタレントとして地元の人々から愛されている存在です。

2021年10月4日、ジャガーさんが星に帰還したことが所属事務所により発表されました。

所属事務所は「令和3年、JAGUAR星人のJAGUARが、大好きな地球よりJAGUAR星に帰還いたしました。ここに地球でのご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とコメント。
この帰還により、今後ジャガーさんが地球での音楽活動、タレント活動を行わないことが発表されました。

帰還の理由と時期についてはジャガーさんの意思により非公表となっており、帰還が芸能界引退を指すのか、それとも亡くなってしまったのかは公表されていません。

今回の帰還発表を受けた千葉県出身の芸能人らもコメントが寄せられ、氣志團の綾小路翔やみうらじゅん、ふなっしーなどもジャガーさんの帰還を惜しんでいます。

ジャガーさんが千葉のスターとなるきっかけになったチバテレビの担当者は、ジャガーさんについて「ロックスターとして、人間として、偉大な存在であると感じました」と語りました。

ジャガー星に帰還してしまったジャガーさんですが、今後もチバテレ終身名誉応援団長の役職は続いていくことが発表されています。
千葉県のスターとして多くの人々を笑顔にしてきたジャガーさんがまた地球に遊びに来てくれる未来を期待したいですね。

千葉のスターであるジャガーさんは千葉を中心に活動するローカルタレントとして知られていますが、実は日本の音楽シーンを牽引してきたカリスマミュージシャン達と交流があることをご存知でしょうか。

ジャガーさんはローカルタレント業のかたわら実業家として数々の事業を行なっており、ライブハウス、喫茶店、レストラン、美容室、洋裁店、クリーニング店、看板制作業などを営んでいました。

ジャガーさんが経営する店で、かつてロックバンド「X JAPAN」のhideがバイトをしていたことが判明しています。

ジャガーさんがAbemaTVの報道番組「AbemaPrime」に出演した際、大物ミュージシャンと交流があるという噂について言及しました。

番組進行を務める小松アナから「大物ミュージシャンから一目置かれる存在」と紹介されたジャガーさんは、「それは分かりませんが」と前置きした上で「事業をやっているもので、hideがうちで昔働いていました。X JAPANとちょっと知り合いでございます」と衝撃の事実を明かしました。

X JAPANのhideが働いていたバイト先は諸説あり、美容室・ライブハウス・看板制作のいずれかの従業員として働いていたようです。

また、X JAPANのhide以外にも氣志團の綾小路翔やみうらじゅんとも交流があり、番組ではジャガーさんのことを尊敬しているという綾小路翔のメッセージVTRも紹介されました。

綾小路翔は「とにかく伝説が多いです」とコメントし、hideだけでなくX JAPANのTAIJIがジャガーさんの喫茶店で働いていたらしいというエピソードも明かしました。
これが事実であれば、ジャガーさんはX JAPANのメンバーを2人も雇っていた伝説の実業家ということになりますね。