名前：平井 堅（ひらい けん）
生年月日：1972年1月17日
出身地：三重県名張市
身長：183cm

「瞳をとじて」や「POP STAR」などのヒットで知られるシンガーソングライター・平井堅。

1995年に1stシングル「Precious Junk」でデビューし、フジテレビドラマ「王様のレストラン」のタイアップに起用されるものの、しばらく鳴かず飛ばずでヒット作には恵まれない状況が続きました。

2000年、売れなければ契約打ち切りという崖っぷちの状態でリリースした8thシングル「楽園」が、江角マキコ出演のCMに起用されたことで大きな話題となり大ヒット。

契約打ち切りの危機を乗り越え、2004年リリースのシングル「瞳をとじて」をはじめ、「思いがかさなるその前に…」「POP STAR」など数々のヒット曲を送り出し、アルバム4作がミリオンセラーを記録する超人気歌手に成長しました。

そんな平井堅ですが、現在はどのような活動をしているのか、新型コロナウイルス感染拡大後の近況なども踏まえ、現在の活動状況をまとめました。

2020年にデビュー25周年という節目を迎えた平井堅。

デビュー25周年のアニバーサリーイヤーに伴い、楽曲リリースやライブツアーなど大型企画が多数予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で予定していたライブは中止となってしまいました。

コロナ禍における平井堅の近況としては、25周年記念のイベントが全て中止されたことで家にいることが増え、家でアルバム作りに専念していたといいます。

インタビューでコロナ禍で曲作りに変化があったか問われた際には、「人と会わないからインプットがないので、歌詞が内省的になった」と語りました。

意識的な部分では変わったことはないものの、人と会わない生活の中で自分自身の心と向き合い、そこから生まれる表現で曲作りを行なっていたようです。

2022年1月には、50歳という節目を迎えます。

今後の音楽活動については長く歌手を続けていくことを考えているようで、若い時に生まれた代表曲を50歳、60歳になっても歌い続けていく思いを持っていることを明かしました。

ここからはデビュー25周年を迎えた平井堅の現在の活動状況をお届けします。

平井堅はデビュー25周年の節目に、新たにアルバム「あなたになりたかった」をリリースしました。

2021年5月12日にリリースされた10枚目のオリジナルアルバム「あなたになりたかった」は、他者に対する憧れや妬みなどの感情を表現し、自分以外の何かになりたかったという思いを歌詞に込めたアルバムとなっています。

平井堅は他者に対する憧れや妬みなどのプラスでもマイナスでもある様々な感情が今までの自分を育ててきたと言い、その思いを込めて「あなたになりたかった」というタイトルを付けました。

自分という人間はどんな人間なのか考え、自分以外の何者かになりたい人生だったという思いでこの作品を作ったといいます。

収録曲の多くがドラマや映画の主題歌に起用されており、「僕の心をつくってよ」 は映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」の主題歌です。

他にも「トドカナイカラ」は映画「50回目のファーストキス」主題歌、
「いてもたっても」は映画「町田くんの世界」の主題歌となっており、映画を彩る素敵な楽曲として聴く人の心を震わせています。

さらにドラマ主題歌も多く、「ノンフィクション」はTBS系日曜劇場「小さな巨人」の主題歌に。
「知らないんでしょ？」はテレビ朝日系木曜ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」の主題歌、
「half of me」はフジテレビ系「黄昏流星群～人生折り返し、恋をした～」の主題歌、
「#302」はTBS系金曜ドラマ「４分間のマリーゴールド」の主題歌に起用されました。

過去にリリースした代表曲「瞳をとじて」が大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌として書き下ろされたことからもわかるように、平井堅の楽曲と映画・ドラマの相性は抜群です。

現在も変わらず多くの映画・ドラマの主題歌として作品を彩り、多くの人の心に響く歌を歌い続けています。

また、アルバム「あなたになりたかった」の他にも、全18曲が収録されたミュージックビデオ集「Ken Hirai Films Vol.15」も同時発売されました。

平井堅のデビュー25周年を記念するアルバムとミュージックビデオ集をぜひチェックしてみてくださいね。