石川さんは、最初アイドルとしてデビューするもあまり、パッとしませんでした。

しかし、「津軽海峡・冬景色」がヒットすると一躍知名度も上がり人気も出てきました。

その後も、「波止場しぐれ」や「天城越え」「風の盆恋歌」などヒット曲を続々出し、日本レコード大賞の最優秀歌唱賞や金賞を毎度受賞するなどトップアーティストの仲間入りを果たしました。

演歌歌手としても代表的な存在になった石川さんですが、女優としても活躍されています。
刑事ドラマから大河ドラマと幅広く主演されています。


そして、1997年には個人事務所「株式会社さゆり音楽舎」を設立し、またカラオケボックス運営会社「カミパレス」の経営を知人と行っており、実業家としての顔もあります。
しかし、カミパレスは1999年9月に破産宣告を受け石川さん個人が契約していた連帯保証の残金28億円余りの支払を求める損害賠償請求を提起、一審判決に対して石川さんは不服としました。
結果、10億円の賠償金を支払うことで決着しています。

2018年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞し、2019年には紫綬褒章を受章しています。

初めて紅白歌合戦に出場してから44回も出場されており、大トリも務めています。
また、「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」とを1年おきに歌唱していますが、NHK側から「これ（この2曲を歌って頂くの）が日本の年越しなんですよ」と言われているそうです。

石川さんは小学校4年生まで熊本市立飽田東小学校で過ごしていました。

熊本県の出身ということもあり、熊本市立飽田東小学校の体育館落成記念にグランドピアノを贈られているようです。
また、熊本地震の際はこの小学校を訪れたこともあるのだとか。

2021年2月12日に熊本市親善大使」に就任されています。


また、5年生の時に横浜市神奈川区に引っ越されているので、10歳からは横浜市のにある小学校に通われたとおもわれます。
その小学校はネットでの情報では横浜市立城郷小学校と載っていました。


歌手を志すようになったのは小学校1年生の時で島倉千代子さんの歌謡ショーをみて勘当したからだそうです。

出身中学校は、横浜市立城郷中学です。

石川さんは、運動も勉強も両方できたそうで、また歌謡教室に通うためその月謝を自ら牛乳配達のアルバイトをして捻出されていたようです。

3年生の夏休みに、フジテレビ系列「ちびっ子歌謡大会」に参加できなくなった友人の替わりに参加することになり、合格されたそうです。
そして、ホリプロからスカウトされ芸能界入りを果たしました。


芸能界に入りを果たした同じ年にフジテレビの連続ドラマ「光る海」で沖雅也の妹役としてレギュラー出演も果たしています。

また、芸名である「さゆり」は「光る海」のプロデューサーの岡田太郎さんが名付けたものです。由来は「いつまでも美しく清潔であって欲しい」という意味がるそうです。

中学3年生の1975年3月25日に「かくれんぼ」でアイドル歌手としてデビューするも、「花の中三トリオ」（森昌子・山口百恵・桜田淳子）の影に隠れてしまし人気は出ませんでした。


このことで挫折を味わった石川さんは歌に没頭することになり、二葉百合子の門を叩くと基礎から学び直しました。

また、歌の基礎だけではなく民謡や日舞にも打ち込んだそうです。

横浜市立城郷中学を卒業した後は、東京都堀越高等学校普通科トレイトコースへ進学しています。

芸能活動と学業の両立を目指す「トレイト」コースもあるので有名人がかなり沢山います。
同じ1950年代産まれの芸能人も多数います。

・森昌子
・榊原郁恵
・野口五郎
・郷ひろみ　他

高校2年生の時の映画「伊豆の踊子」に出演されました。この映画は山口百恵さんが主演でした。