雅楽を世襲してきた東儀家に生まれた東儀典親さんは、2019年9月に仁和寺音舞台で雅楽師デビューしています。

また70年代ロックが大好きでFREE、Cream、 Queen、Edger Winterなどを昔から好んで聞いていた東儀典親さんは、ギター、ドラム、シンセサイザーなど様々な楽器を演奏でき、中学生で3人組のロックバンド『GRASSHOPPPER』を結成すると、今では作曲も手掛ける音楽家として父親に楽曲を提供するなど大活躍しているのです。

由緒ある楽家（がくけ）の家系に生まれた東儀典親さん。ここでは東儀典親さんの家族をご紹介します。

奈良時代から1300年以上続く由緒ある楽家に生まれ幼少期をタイ・メキシコで過ごした東儀秀樹さんは、成蹊高等学校卒業後に國學院大學の文学部二部神道学科で学びつつ、宮内庁式部職楽部の楽生科で雅楽を学び、1986年から10年間、宮内庁の楽師として活躍したのです。

ちなみになぜ典親さんを“ちっち”と呼ぶようになったかというと、ようやく言葉をしゃべりはじめたころに典親さんを指さして『これは誰？』と聞くと『ちっち』と答えたため、それ以降ちっちと呼んでいることを公式サイトで明かしています。