名前：嘉門 タツオ（かもん たつお）
本名：鳥飼 達夫（とりかい　たつお）
生年月日：1959年3月25日
出身地：大阪府茨木市
血液型：A型

嘉門タツオは、1990年代にサザンオールスターズ、山下達郎、松任谷由実、山口百恵などの「替え唄メドレー」がヒットしたことで知られる歌手です。

中学生時代は深夜ラジオに夢中になっていたハガキ職人で、高校生だった16歳の時に憧れのラジオパーソナリティだった落語家・笑福亭鶴光に弟子入りし、落語家の道に進んだことがありました。

笑福亭鶴光の二番弟子として「笑福亭 笑光」の名前で松竹芸能所属の落語家として活動し、1978年には「MBSヤングタウン水曜日」のレギュラー出演を果たしましたが、師匠に怒られては逃亡を繰り返す素行不良により1980年に破門され、松竹芸能との専属契約も解除されました。

その後は人生経験を積むために旅に出ることを決め、日本放浪に旅立つことに。
元々中学2年生の時にギターを始め自身で作詞作曲もするなど音楽の世界に興味があった嘉門タツオは、放浪中に再び音楽に傾倒し、自身が作曲した曲が評価されたことで音楽の道に進むことになりました。

1982年10月、森雪之丞プロデュースによりコロムビアレコードから「寿限無No.1!」をリリースして歌手活動を開始した嘉門タツオ。

その後、1983年にリリースした自作曲「ヤンキーの兄ちゃんのうた」を正式デビュー曲とし、この曲が読売テレビ有線放送大賞ならびにTBS有線大賞新人賞を受賞したことで歌手として知られるようになりました。

1991年にはサザンオールスターズ、山下達郎、松任谷由実、山口百恵など大物歌手の往年の名曲を替え歌にした「替え唄メドレー」がヒットし、売上82万枚を記録してNHK紅白歌合戦にも出場しています。

現在は歌手デビュー40周年を迎え、活動の場をTikTokなどのSNSにも広げています。
平成初期に活躍した歌手にもかかわらずTikTokのフォロワーは50,000人を超える人気で、令和の時代にも存在感を示す歌手として老若男女問わず知られる存在です。

ここではそんな嘉門タツオの現在をまとめました。
現在の年齢、最新の仕事情報、芸能活動の休止など、嘉門タツオの現在の活動状況をお届けします。

嘉門タツオは1959年3月25日生まれで、2023年3月現在の年齢は64歳です。

1983年に歌手デビューした時の年齢は24歳でした。

2023年には歌手デビュー40周年を記念して東京・大阪で40周年記念ライブ「嘉門タツオ デビュー40周年 64歳 まだまだやりたい放題！」を開催する予定でしたが、後述する事故によりライブは中止となっています。

また、私生活では49歳だった2008年11月30日に6歳年下の医師の女性と結婚しましたが、妻は2022年9月15日に57歳の若さで死去しました。

2023年3月、嘉門タツオが1月に飲酒運転で人身事故を起こしていたことが報じられました。

嘉門タツオは飲酒運転事故の報道前、3月13日に自身の公式サイトを更新し、「お詫びとご報告」と題する文書を発表しました。

この文書では、デビュー40周年を記念して6月11日と7月22日に行われる予定だったライブ「嘉門タツオ デビュー40周年 64歳 まだまだやりたい放題！」を中止することが発表されました。

その後、週刊ポストの取材により、ライブ中止の理由は嘉門タツオが飲酒運転で起こした人身事故が原因だったと報じられました。

嘉門タツオが飲酒運転で人身事故を起こしたと証言したのは音楽関係者です。
自宅近くの飲食店で酒を飲み、帰宅時の運転中に交差点で女性と接触事故を起こし、到着した警察の調べで呼気から基準を超えるアルコールが検出されたことからその場で警察に連行されたと語られました。

この報道を受け、嘉門タツオの所属事務所関係者は「人身事故を起こしたのは事実です」と事故の事実を認めました。

この事故の影響で嘉門タツオはライブ中止のみならずレギュラーラジオ番組も終了しており、現在は芸能活動を休止して処分を待っている状態となっています。

嘉門タツオは現在、歌手としてのライブ活動の他にもFMヨコハマのラジオ番組「Come On!カモン！モーニング！」にレギュラー出演していました。

しかし前述した飲酒運転事故により2023年1月を最後に番組出演が休止され、3月には番組自体の終了が発表されました。

また、落語家の過去を武器に落語のゲスト出演なども行なっていましたが、こちらも降板しています。