名前：林龍之介（はやし りゅうのすけ）
生年月日：1988年4月14日
出身地：静岡県

兄弟デュオ「平川地一丁目」の兄で、作詞作曲と編曲、ギター、ハーモニカ、ベース、コーラスを担当していた林龍之介。

平川地一丁目の解散から現在まで、シンガーソングライターとしてソロ活動や他のアーティストへの楽曲提供、新人プロデュースなどを行なってきました。

「平川地一丁目（ひらかわちいっちょうめ）」とは、兄・林龍之介と弟・林直次郎による兄弟デュオです。

彼らの出身地である静岡県清水市平川地がグループ名の由来となり、2001年に地元のイベントに参加するために結成されました。

平川地一丁目は2003年11月6日にシングル「とうきょう」でメジャーデビューを果たし、翌2004年発売のアルバム「えんぴつで作る歌」がオリコン初登場7位を記録するヒットを飛ばしています。

その後2008年8月をもって解散しましたが、2019年12月に再結成することが発表され、2020年4月27日にアルバム「時のグラデーション」をリリースして復活しました。

平川地一丁目が結成するきっかけを作ったのは若い頃の林龍之介です。

林龍之介は父親の影響でギターを始め、2000年頃からチューリップや吉田拓郎などをコピーして演奏するように。
その後地元のイベントに出場するために弟の直次郎を誘って兄弟デュオを結成しました。

結成当時、林龍之介は12歳、弟の直次郎は10歳という若さでした。

地元のイベント出演で話題になった彼らは、2001年に開催された「Sony Music Audition」に出場して芸能界入りを果たします。

メジャーデビューして順調な音楽活動を行なっていましたが、学生時代という多感な時期を音楽活動に忙殺された平川地一丁目。
弟が18歳の時、将来を考え大学進学をするために平川地一丁目は解散を迎え、林龍之介も一度音楽から離れました。

林龍之介は音楽から離れたものの特にやりたいことがあったわけではなく、漠然と「人生経験を増やしたい」「広い世界を知りたい」という思いから人生経験を積むことに。

レストランやバーでアルバイトを始め、クラブの従業員をしてみたり、映画「UDON」に影響を受けて香川でうどん修行をしたり、音楽業界でスカウトマンをしたりと、様々なことに手を出して人生経験を積みました。

そうして音楽から離れた生活を送ることによって、次第に音楽の力に気付いたという林龍之介。

音楽を通じて人との関係を構築することができるという経験から音楽が持つパワーに気付き、「また音楽をやりたい」と思うようになりました。

その後、音楽の道に戻りソロ活動や楽曲提供を行なって音楽活動をしてきた林龍之介。
音楽活動のかたわら、私生活では結婚していたことも明らかになっています。

林龍之介は平川地一丁目解散後、しばらく経ってからソロで音楽活動を再開しましたが、その頃にファンに向けたツイキャスで結婚したことを発表しました。

2017年10月、ツイッターのライブ配信コンテンツ「ツイキャス」において、結婚したことをファンに報告した林龍之介。

ツイキャス内では嫁についての情報は明かされず、「また今度、どこかで」とかわしていましたが、その今度が来ることはないまま離婚を迎えました。

2017年に結婚したことを発表し、2019年に平川地一丁目を再結成した林龍之介ですが、平川地一丁目再結成の前に離婚していたことが明らかになりました。

林龍之介は再結成後のインタビューで平川地一丁目の再結成を決めた時期のことに触れ、「プライベートでは離婚して間もなかった」とすでに離婚していたことを明かしています。

嫁と離婚して以降、何の目標もなかった林龍之介を見かねた弟の直次郎や友人が事務所を立ち上げ、また音楽をやろうと声を掛けてくれたことで平川地一丁目の再結成が決定したという裏話も明かされました。

林龍之介と元嫁の間に子供がいるかどうかについては明かされていません。
子供がいないまま離婚したのか、子供は生まれたが母親が引き取ったのかは不明です。

2019年に再結成が発表され、2020年4月27日に再結成第一弾アルバム「時のグラデーション」をリリースした平川地一丁目。

再び兄弟で音楽活動を開始した平川地一丁目ですが、林龍之介は現在、アーティストとしては珍しく個人SNSを開設していません。

個人SNSがない代わりに現在はブログサービス「note」を利用して言葉を発信しており、アルバム発売の心境や日々の気持ちを綴っています。

また、平川地一丁目の公式YouTubeチャンネルが開設されており、ここでも現在の林龍之介の姿を見ることができます。