名前：面高 フサ子（おもだか ふさこ）
生年月日：1939年10月21日
出身地：東京都
職業：歌手、女優、タレント、画家

五月みどりは昭和の時代に活躍した人気の女性歌手。彼女は1958年に「お座敷ロック」でデビューを飾り、その後はまったく売れず、1961年の「おひまなら来てね」が大ヒットとしたことで人気歌手の仲間入りを果たしました。

これ以降はヒット曲を連発することとなり、3年連続NHK紅白歌合戦出場など、絶大な人気を集めました。

五月みどりは1965年に結婚して一度芸能界を引退。その後は数年で離婚して芸能界へ復帰し、これ以降は女優としての活動に重きを置くようになります。

そして、1975年に主演ポルノ映画「五月みどりのかまきり夫人の告白」が大ヒットとなり、ロマンポルノでの再ブレイクを果たして話題を集めました。

五月みどりは芸能界へ復帰してからはタレント活動も行うようになり、様々なバラエティー番組へ出演を果たします。とくに1970年代の「クイズダービー」での活躍は大きく、お茶間の人気を獲得することになりました。

1990年代からは「伊東家の食卓」の母親役で人気を集め、長年に渡ってタレントでも大きな活躍を見せました。

五月みどりは現在「五月みどり 趣味のギフトショップ ヴィーナス」というギフトショップの経営を行っていて、こちらもファンから非常に高い人気を集めています。

このお店では洋服をはじめ、アクセサリーなどの小物から雑貨までを取り扱っているのだそうです。現在は東京と神奈川、静岡に全四店舗展開していて、その経営手腕も見事なものです。

五月みどりと言えばその変わらない美貌も魅力のひとつとなっていて、すでに80歳を超えていますが、若々しい姿は多くの人を驚かせています。今後は90歳、そして100歳になっても美しさを保っていてもらいたいものです。

五月みどりの家族には兄弟や妹に有名人がいることがわかっていて、その家系図が気になる人は多いようです。ただ、とくに先祖などが名家といったことはなく、彼女兄弟や結婚相手、子供たちが有名なようです。

五月みどりの実家は「大野屋精肉店」という精肉店。実家の場所は江戸川区平井だったようで、精肉店というだけあって食事に肉が出てくるのはとても多かったのだそうです。

ただ、ステーキなどに使う良い肉を食べる機会はなかったようで、自分が歌手として売れてから良いお肉を初めて食べた時にはとても感動したのだそうです。

五月みどりの実家の家族構成は父親と母親、そして兄弟には弟4人、妹3人の10人家族となっています。そのため、実家の中はいつも賑やかで、彼女が12歳になるまで兄弟は増え続けたのだそうです。

五月みどりの父親は普段は精肉店を営んでいた人物。名前は「大野房次郎」といい、鹿児島県出身で、終戦とともに精肉店の経営を始めたのだそうです。

五月みどりの父親は昼間は精肉店で働き、夜は役者として舞台に出演していたのだそうです。これは友人たちと近所に建てた芝居小屋で行っていたもので、演技が昔から好きだったのだとか。

ちなみに五月みどりは幼い頃に父親の影響で日本舞踊をはじめ、セリフを覚えないと学校に行かせてもらえないなど、演技にはとても厳しかったのだそうです。

五月みどりの母親について詳しいことはわかっておらず、八人兄弟を生んで育てた女性だけあって、当時はとても大変だったのではないかと思われます。

五月みどりの兄弟には西城正明や小松みどりがいることがわかっていて、その他の兄弟については何もわかっていません。ただ、兄弟が多いことを考えると、実家を継いだ兄弟もいたのではないかと思われます。

五月みどりの弟はプロボウラーとして活躍した西城正明です。彼は1971年に日本プロボウリング協会でプロデビューを飾り、圧倒的な実力で絶大な人気を集めました。

賞金総額は「131,793,000円」となっていて、当時のプロボウリング界を大いに盛り上げた人物として知られています。