「私がオバさんになっても」の大ヒットで知られる歌手・森高千里と、俳優として数々の作品に出演してきた旦那・江口洋介が結婚したのは、お互いに人気絶頂期である1999年のことです。

1999年6月3日、4年間の交際を経て森高千里と江口洋介の結婚が発表されました。
アイドル的人気を誇っていた森高千里が人気俳優との結婚・出産を発表したことはもちろん、結婚を機に芸能活動を休止し、家庭に入ったことも大きな話題になりました。

その後、一男一女に恵まれ、夫婦でハウス「ジャワカレー」のCMに出演するなど、芸能界きってのおしどり夫婦として知られるように。

ここでは森高千里と旦那・江口洋介の馴れ初めから結婚、幸せに溢れた結婚会見の様子や、子供たちの話題、離婚危機の噂まで、気になる結婚事情をお届けします。

名前：森高 千里（もりたか ちさと）
生年月日：1969年4月11日
出身地：熊本県
血液型：O型
身長：161cm

森高千里は1986年に大塚製薬の「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」でグランプリを受賞し、1987年に映画「あいつに恋して」で女優デビューしました。

映画の主題歌となった「NEW SEASON」で歌手デビューを果たし、1992年にアルバム「ROCK ALIVE」からシングルカットされた「私がオバさんになっても」が大ヒットしたことで、一躍人気歌手となりました。

名前：江口 洋介（えぐち ようすけ）
生年月日：1967年12月31日
出身地：東京都
血液型：O型
身長：185cm

森高千里の旦那である江口洋介は、1987年に映画「湘南爆走族」で主人公・江口洋助役として一躍有名になり、1990年代に「東京ラブストーリー」「愛という名のもとに」「101回目のプロポーズ」などの大人気トレンディドラマに出演したことで人気を確立した俳優です。

中でも「ひとつ屋根の下」は最高視聴率37.8%を記録する大ヒットとなり、フジテレビのドラマ歴代最高視聴率を記録しました。

森高千里と江口洋介、共に芸能界の第一線で活躍する二人が結婚したのは1999年のことです。
出会いは4年前の1995年で、森高千里のラジオ番組「千里の道も一歩から」に江口洋介がゲスト出演したことが出会いのきっかけでした。

その後、森高千里に好意を抱くようになった江口洋介が、1995年の阪神淡路大震災チャリティーイベントに森高千里が出演すると聞きつけ、即答で参加を決意。

同チャリティーコンサートでバンドを組み、森高千里がドラム、江口洋介がギターを担当したことで距離を縮め、交際に至ったというのが馴れ初めです。

1995年に交際を始めた森高千里と江口洋介は、翌年の1996年に写真週刊誌により熱愛がスクープされました。
週刊誌には江口洋介が森高千里の自宅マンションに通う姿がキャッチされ、人気芸能人同士の熱愛発覚が大きな話題になりました。

熱愛報道を受けて江口洋介が緊急会見を開き、堂々と交際中であることを宣言。
1998年にはスノーボード中に骨折した江口洋介を森高千里が献身的にサポートし、その頃から同棲を始めたといいます。

その後4年間の交際を経て愛を育んだ二人は、1999年6月3日に結婚したことを発表。同時に森高千里が妊娠していることも報告されました。

結婚を前提に交際していた森高千里と江口洋介は、妊娠発覚の前にすでに双方の両親に結婚の挨拶を済ませ、後は入籍というところまで来ていました。

そんな折、森高千里が体調を崩して病院に搬送されたところ、急性腸炎の診断が下ったと同時に妊娠2週目であることが発覚。

妊娠がわかったことで、本来は夏頃に計画していた入籍が予定よりも前倒しになり、噂が広まる前に自分達の口から報告するためマスコミに結婚報告のFAXを送信したといいます。

結婚後、森高千里は妊娠・出産もあり芸能活動をセーブして家庭に入る形となりました。

森高千里と江口洋介の結婚会見の様子は、「理想の夫婦」を体現するような幸せそうな写真が印象的です。

交際開始から4年を経て結婚し、同時に森高千里の妊娠も報告された結婚会見では、プロポーズの言葉についても聞かれました。

江口洋介はプロポーズについて「かっこよく決めようと思いましたが、意外と決めようと思っても決められないもので、ダサダサでした」と答えています。
森高千里もプロポーズの言葉について「ハッキリとはない」と答えており、二人の間にハッキリとしたプロポーズの言葉はなかったことが明かされました。

前述した通り二人が結婚を決めたのも急性腸炎で病院に搬送された森高千里に妊娠が発覚し、入籍の予定を前倒しする形で結婚に至ったため、プロポーズというプロポーズをする時間はなかったのかもしれませんね。

森高千里は結婚会見で「尊敬しています。この人と一緒なら、すごく楽しいだろうと思いました」と、江口洋介への愛情を語っています。