名前：篠山 明美（しのやま あけみ）
生年月日：1954年7月2日
出身地：沖縄県
職業：元歌手、元アイドル

南沙織は人気の女性歌手。彼女は昭和の時代に活躍した人気歌手で、1971年に「17才」という曲でデビューを飾り、「ソニーのシンシア」というキャッチフレーズから人気を集めました。

その後は日本レコード大賞で新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも出場。デビューからすぐに圧倒的な人気を集めました。

南沙織は24歳だった1978年に突如引退を発表。このときは大々的に引退に向けた活動が行われ、同年10月の「さよならコンサート」を持って歌手業を引退してしまいました。

その後、1991年末にNHK紅白歌合戦へ14年ぶりの出場を果たし、改めて歌手活動を始めました。

南沙織はデビュー前は地元・沖縄でテレビ番組のアシスタントを務めていて、この頃の活動が当時新たな人材を探していたソニーの目に留まり、急遽東京へ呼び寄せられたのだそうです。

その後はデビューに向けた動きが始まり、上京からわずか3ヶ月でデビューを果たしました。

南沙織の旦那は写真家として活動している篠山紀信。2人は彼女の引退後から交際をスタートしていて、結婚後は3人の子供も出産。

現在も夫婦揃って公の場に姿を見せることはあり、仲良し夫婦としても知られています。

南沙織はデビュー時から「フィリピンハーフ」と言われていましたが、実際には純粋な日本人で、母親の再婚相手がフィリピン人だったことからハーフと言われるようになっただけなんだとか。

南沙織のシンシアという愛称の由来は「蟹座」。シンシアとは月の女神、蟹座の守護神という意味があり、自身の星座にちなんでこの名前が付けられたのだそうです。

デビュー曲である「17才」のジャケットには蟹座のTシャツを着た姿で写っています。

南沙織はアメリカ施政権下の沖縄県出身ということもあり、英語はペラペラなんだそうです。早くからバイリンガルだったこともハーフ説が流れた要因のひとつであり、当時はカトリック信徒だったこともわかっています。

南沙織の実家の家族構成は父親と母親、そして兄弟には妹と弟がいるとされています。また、両親はのちに離婚していて、母親は再婚していることもわかっています。

南沙織の実家の場所は「沖縄県宜野湾市」です。生まれは「嘉手納町」で、4歳から宜野湾市へ移り、その後は宜野湾市内を何度か引っ越したのだとか。

ただ、引っ越すたびにいつも「普天間飛行場のゲート近く」の家に移っていたようで、当時は宜野湾市にあるインターナショナルスクールに通っていたのだそうです。

南沙織の父親については詳しい情報はなく、詳しい人物像はわかっていません。

南沙織の母親は生まれも育ちも沖縄の女性だったようで、デビュー当初はなぜか「生まれは奄美大島」だと言われていたこともあったのだとか。

詳しい人物像まではわかっていませんが、娘をインターナショナルスクールに通わせるなど、子供の教育には熱心な女性だったのではないかと思われます。ちなみに母親の名前は「内間和江」です。

南沙織は両親が離婚していて、その後に母親は再婚をしています。その相手はフィリピン人男性だったようで、彼女にとっては義父ではありますが、とても仲は良かったのだとか。ちなみに義父の名前は「ポーリー」。

フィリピン人の父親は飲食店の経営をしていたようで、当時はアメリカ軍兵士を相手にお店を切り盛りしていたのだそうです。

そのため、沖縄が日本へ返還されるとなった際には少し複雑な心境だったようで、これは父親の商売がアメリカ軍兵士を相手にしたものだったからなんだとか。

南沙織の兄弟は母親の再婚後に生まれていて、異父妹弟となっています。妹と弟は3人いて、妹がロージーとアリス、弟はターミーというそうです。