ANCHANG（あんちゃん）
本名：安藤 弘司（あんどう こうじ）
生年月日：1970年4月28日
出身地：愛媛県新居浜市
血液型：A型
身長：174cm

ヘヴィメタルバンド「SEX MACHINEGUNS（セックス・マシンガンズ）」のリーダーで、ボーカルとギターを担当しているANCHANG。

バンドではほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛けており、代表曲「みかんのうた」をはじめとしたユーモアに溢れるコミカルな歌詞を書くことで知られています。

ギターテクニックもハイレベル、歌唱力もハイトーンボイスで並外れた才能を持ち合わせており、日本のヘヴィメタルバンド界を牽引してきた存在と言っても過言ではありません。

1989年、ANCHANGが大学生の時に学園祭のステージに立つために結成したのが「SEX MACHINEGUNS」の前身バンドてす。

1998年、ヘヴィメタルバンド「SEX MACHINEGUNS」としてシングル「HANABI-la大回転」をリリースしてメジャーデビューしました。
ライブの人気が高く、メジャーデビューからわずか1年半という短さで日本武道館ライブを実現させた人気バンドです。

デビュー後、解散・再結成・活動休止・活動再開を繰り返しており、2014年7月より第6期として活動再開しました。

2018年3月にはデビュー20周年を記念したベストアルバム「マシンガンズにしやがれ‼︎」をリリースし、現在も活動を続けています。

ANCHANGのギターと言えば、髑髏のデザインが目を惹く「ANCHANG STAR -髑髏よしえ-」が有名です。
これは彼がインディーズ時代のライブで愛用し、メジャーデビュー後もアンコールギアとして活躍していた思い出のギターです。

ANCHANG愛用のギター「ANCHANG STAR -髑髏よしえ-」は、ANCHANGが自らデザインしたギターです。
ベースはESPの「ランダムスター」で、頭蓋骨や体の骨をオブジェに装飾された髑髏デザインとなっています。

ヘヴィメタルバンドらしい独特の世界観を纏ったギターとなっていますが、元々はANCHANGが高校生の時に紙粘土で改造したという手作りの自作ギターでした。
その後ESPで改造し、現在の仕様になりました。

現在は生産終了となっているものの、「SEX MACHINEGUNS」20周年を記念し、完全受注生産で限定販売されたことがあります。
税抜1,850,000円と高額なギターではありますが、ファンにとっては喉から手が出る程欲しいモデルだったことでしょう。

髑髏よしえの他にも多くのギターを使い分けているANCHANGですが、アンプ機材はデビューから一貫してヒュース＆ケトナーを使用しているようです。

愛用機材であるヒュース＆ケトナーについて、ANCHANGは「王道感があり、弾きやすい」と評価しました。

ANCHANGが聴いて育ってきた80〜90年代の音を再現できるのがというのがヒュース＆ケトナーだと言い、趣味で宅録する人から本格的なライブ活動まで、幅広いギタリストにおすすめできる機材だと語っています。

ANCHANGの性格といえば、テレビ番組などに出演した際には破天荒なキャラクターを見せているため、テンションが高い性格というイメージで知られています。

しかし本当の性格はマイナス思考・おとなしい性格だと語っており、バンドイメージのためにANCHANGという存在を演出しているようです。

プライベートでは釣りやプロレスを趣味にしており、好きが高じて仕事に繋がったことも。
雑誌で釣りのコラムを連載し、「ワールドプロレスリング」に本名の安藤弘司名義で登場するなど多彩な活動をしていました。

激しいメタルサウンドのイメージから尖っていると思われがちな「SEX MACHINEGUNS」ですが、バンド活動において「音楽はみんなで作る」ことを信念に掲げています。

ANCHANGがほとんどの楽曲の作詞作曲を担当しているとは言いつつ、アイデアはメンバーが出し合い、クレジットも「SEX MACHINEGUNS」名義となっている曲が多くなりました。

破天荒で尖っているように見えて、実はおとなしい性格で、趣味も楽しみ、バンド仲間を大事にするANCHANG。本当は優しい性格をしているのが垣間見えるようですね。

ANCHANGの手を見てみると、右指がないことに気付くと思います。

ANCHANGは小学生の頃に事故で右の人差指と中指の一部を切断してしまいました。
幼心に義指をつけるのが恥ずかしいという理由で右指が短いまま育ったようです。

音楽に興味を持つようになると、右指が短くても誰にも負けない演奏技術を身につけたいと奮起し、必死にギターの早弾きを練習して現在のテクニックを手に入れました。