武沢さんは、安全地帯のメンバーでギターを担当しています。

ギターを始めたのは小学生のころでベンチャーズの影響を受け始め、クラシックギターも習っていたようです。

そして、旭川市に引っ越し旭川市立神居中学校で安全地帯のメンバーである玉置浩二さんと出会い、1973年に兄の俊也さんと玉置さんでバンド「インベーダー」を結成しました。
安全地帯と改名しその後六土さんが所属していた「六土開正バンド」と合併しました。

1981年に井上陽水さんのコンサートツアーのバックバンドに抜擢され上京すると、翌年にデビューを果たしました。

1992年サウンドプロデュース活動を開始しました。
1994年に安全地帯を一時脱退を表明しプロデュース業に専念していましたが、1998年の玉置さんのソロコンサートへ参加要請されるとその誘いに応じました。

専念されていたプロデュース業はデジタル・オーディオ・ワークステーション「Pro Tools」を本格的に採用するなどプロデュース業の活動本格的になっていました。

さらに、ユニットなども結成し幅広く活動しています。

安全地帯は玉置浩二さんがボーカルを担当しているロックバンドで1982年にメジャーデビューを果たしました。

1983年にリリースした「ワインレッドの心」が大ヒットし、一躍人気バンドの仲間入りを果たします。
その後も、恋の予感」「熱視線」「悲しみにさよなら」など数多くのヒット曲を出していたものの1988年に活動を休止しました。

その後も活動再開や休止を繰り返していましたが、現在もメンバーのソロ活動と並行し場バンド活動も続いています。

武沢さんは2016年に脳腫瘍が発見されました。
ちょうどその頃は、始めてのミニライブとギタークリニックを開催しており、またツアーの最中でもありました。
詳しい経緯などは調べましたが情報が出てこなかったですが、ツアーが終了した5月に緊急入院し全摘出手術を受けています。
その後、活動を再開し同年12月24日にはよみうり大手町ホールでワンマンライブを開催したことからファンの方も安心したことでしょう。

脳腫瘍だけでも大変だな～と思いますが、武沢さん実は過去に事故に巻き込まれたこともありました。

その事故は2002年に安全地帯がシングル「出逢い」をリリースし9年ぶりに活動を再開するにあたり、武沢さんが正式にバンドに復帰するという時期でした。
その事故により腕を負傷しコンサートツアーにも参加を断念しないといけなくなりました。

また、2004年に安全地帯は活動を休止しますがその休止には武沢さんの事故の経過観察も影響したと言われています。

そんなにひどい怪我がったんだとこの活動休止から伝わってきます。
旭川市でアマチュア時代から親交があるという方の2006年のブログでは、「何年か前の交通事故で、左手が不自由になっており特に小指は神経が切れてる」と投稿されています。

もしこれが事実ならギタリストにとってかなりのハンデではないでしょうか。しかし、それも出現在も音楽活動を続けていることがさすがとしか言いようがありません。

武沢さんが結婚しているのか調べてみましたが情報がなく詳しことは分かりませんでした。

しかし、ネットでの情報では結婚はされているという情報がありました。
ここまで情報が出てこないということは、結婚された方は一般の方の可能性が高いと思われます。

武沢さんは、安全地帯の活動の他に音楽ユニット「EZO」と矢萩さんとのツインギターユニット「ワタユタケ」を結成しています。
「ワタユタケ」では、「TWIN GUITAR 完全版」をリリースしさらにワタユタケ2ndアルバム「TWIN GUITAR 2」も発売しています。

2017年には、羽田空港ティアットスカイホールでスペシャルライブ「CLUB CITTA’ PRESENTS ワタユタケ TWIN GUITAR　～春の宴～ -スペシャル 2SHOWS-」と安全地帯のメンバーのトークショーも行われました。

安全地帯の活動としては、デビュー35周年を記念し初のオールタイム・ベストアルバム「ALL TIME BEST」をリリースし、2019年には阪神甲子園球場でライブを行っておりこのライブは伝説と言われています。