ジャンル：エレクトロニカ/アヴァンギャルド/アート・ロック/ニュー・ウェイヴ/シンセポップ/テクノ
レーベル：アルファ東芝EMI/イーストワールドcommmons
共同作業者：松武秀樹/矢野顕子/鮎川誠/シーナ&ザ・ロケッツ/GOH HOTODA

細野晴臣（ベース・シンセベース・コーラス）
高橋幸宏（ドラムス・ボーカル）
坂本龍一（キーボード・シンセサイザー・コーラス）

1980年代初頭に巻き起こったテクノ / ニュー・ウェイヴのムーブメントの中心にいたグループの一つで、シンセサイザーとコンピュータを駆使した斬新な音楽で、1978年に結成されてから1983年に「散開」（＝解散）するまでの5年間で日本を席巻しました。活動期間中には米国等でのレコードリリース、およびコンサートツアーも行っており、英語圏で著名な日本人ミュージシャンでもあります。1993年に一時的に「再生」（再結成）しており、また2007年にも再々結成している人気グループです。

『ライヴ・アット・武道館1980』は、YMOのライブアルバムで、曲の合間に聞こえてくる歓声のものすごさに、YMO全盛期の人気ぶりを感じることができます。音楽はクールなのに,空間にたまった熱を感じることができる、臨場感あふれる人気ライブアルバムです。

「LIVE AT KINOKUNI-YA HALL 1978」は、YMOのライブアルバムで、1978年12月10日、新宿紀伊國屋ホールで行われたALFA RECORD/KYODO TOKYO PRESENT「FUSION FESTIVAL'78 [WE BELIEVE IN MUSIC]」-Fusion Instrumentel day-ⅡにおけるYMOの演奏を収録した人気作品です。YMOが演奏したWANTED(原曲はピンク・レディー)および、PLASTIC BAMBOO(原曲は坂本龍一)のライブ音源を収録したアルバムはこれだけです。

『BGM』は、1981年3月21日にアルファレコードからリリースされた、YMOの5作目のアルバムで、坂本龍一のソロアルバム 『B-2ユニット』（1980年） と、加藤和彦の 『うたかたのオペラ』 （1980年）の2枚のアルバムからおもなインスピレーションを得て制作された、「YMOの最高傑作」と評されることも多い名作です。

『パブリック・プレッシャー／公的抑圧』は、YMOの3作目のアルバムで、初のライヴアルバムでもあります。ライヴ演奏は、単発コンサ－トであったグリーク・シアター（ロサンゼルス）、第1回ワールドツアーのヴェニュー（ロンドン）、ボトムライン（ニューヨーク）、凱旋公演となった中野サンプラザ（東京）の四公演が編集、収録された、YMO初のオリコンチャート1位を獲得したヒット作品です。

現在第一線で活躍するアーティストたちの多くに多大な影響を与えたYMOの代表曲を収録した、嬉しい2枚組ベスト盤です。リマスタリングなどはしていないと思われますが、音質は今でも通じるレベルにあり、テクノ・ファンならずともぜひ欲しくなる人気のベストアルバムです。

『シールド』は、1984年12月21日にアルファレコードよりリリースされたYMOのベスト・アルバムです。1983年10月19日に「散開」を宣言し、同年12月14日に散開記念アルバム『サーヴィス』をリリース、12月22日の日本武道館公演を以って散開した同グループの『X∞Multiplies』、『YMO ベスト・セレクション』に続く3作目となるベストアルバムで、全4枚組のボックス・セットとなっています。

『増殖』は、1980年6月5日にアルファレコードからリリースされたYMOの4作目のアルバムです。作詞はクリス・モスデル、作曲は細野晴臣、坂本龍一、高橋ユキヒロが担当している他、エルマー・バーンスタインが作曲した映画『荒野の七人』のテーマからイントロを引用した曲や、アーチー・ベル&ザ・ドレルズの「タイトゥン・アップ」のカバーが収録されています。オリコンチャートでは最高位1位を獲得、日本国内での売り上げは累計で41.2万枚を記録した名作です。

『NEUE TANZ』は、2018年10月17日にソニー・ミュージックダイレクトよりリリースされたYMO結成40周年記念ベストアルバムです。YMOの楽曲のみならず、メンバーそれぞれのソロ曲を1曲ずつ収録、オリコン週間アルバムランキングにて初週8位を記録し、YMO名義では1999年発売の『YMO GO HOME!』以来19年ぶりとなるオリコンベスト10入りを果たした名曲です。