3歳の頃からピアノを始めていたようですが、サックスを始めたのは高校1年の時に友達に誘われて吹奏楽部に所属してからです。その時に初めてアルトサックスに触ったそうです。

高校2年生になると部活の後に地元の歩道橋の上や観光文化会館前などで一人路上ライブを行っていました。
すると、道路工事のお兄さんとかタクシーの運転手さんがお菓子を持ってきてくれたそうです。
また、「これでジュースでも買いな」って120円貰った時は、「これが最初のギャラだ！」と思い、記念に今も使わず大切に保管しているようです。


ユッコ・ミラーさんは、エリック・マリエンサルさん、川嶋哲郎さん、河田健さんを師事とし19歳でプロデビューを果たしました。

2009年にはWBA世界スーパーウェルター級ボクシングタイトルマッチのリング上で国歌「君が代」の独奏を務め、また、大西由希子教則DVD「アドリブ・ サックス・パーフェクト・マスター」が、Amazonにてベストセラー入りしています。

その他にも、アパレルブランドのPVにモデルとして主演しています。

2013年には、 JazzPageによる2013年ジャズ人気投票のサックス部門で1位を獲得し、翌年にはマレーシアの「World Youth Jazz Festival 2014」、韓国の「World Music Festival 2014」など国内だけではなく海外でも活躍されています。

さらに、BSジャパン開局10周年記念番組「美女JAZZ」から誕生した女性ユニット「JAZZ LADY PROJECT」のメンバーとしても活動しています。

大西由希子として活動していましたが、ユッコ・ミラーとして活動していくことを発表すると、2016年にファーストアルバム「YUCCO MILLER」でメジャーデビューを果たしザ・グレン・ミラー・オーケストラのジャパンツアーにスペシャルゲストとしても出演しています。

近年では、ユッコ・ミラー公式YouTubeチャンネルにてYouTuberとして活動を開始し、川嶋哲郎とのYouTube番組「ユッコ＆てっくる」も行っています。

また、チャンネル登録者数が10万人を突破し、アメリカのYouTube本社より銀の盾が授与されています。

2020年には、テレビ番組「芸能人格付けチェック」の出演メンバー(曽根麻央さん・馬場桜佑さん・小室響さん・中村裕希さん・渡邊シンさん）でバンド「プラスチックメタル」を結成するなど、幅広く活動されています。

上記にも記載しましたが、ユッコ・ミラーさんがサックスに触れたのは高校1年生の時で、しかも友人に誘われて入った吹奏楽部でした。
本当は帰宅部になろうと思っていたようで、さらにサックスという楽器自体知らなかったそうです。

しかし、サックスをなんとなく吹いてみた所「最初に音が出た瞬間にピッカーン」といった衝撃が走り「あ、私は絶対これでプロになってやる」と思ったんだとか。

少し吹いただけでプロになるとおもえ、さらに本当にプロになっているなんてすごいですね。

今まで使用していた楽器は、ヤマハやセルマー・ヤナギサワなど一通り持っているそうです。

しかし、クロサワ楽器さんでたまたま勧められてキャノンボールを初めて吹いたら「こんな楽器があったんだ！」と思い、そこからキャノンボールのヴィンテージ・リボーンシリーズを使用しているようです。

音のコントロールがしやすくて、繊細だけどパワーもあるところが気に入っているようで、マイクがない場所でするときも後ろの席まですごく良く音が届き自分が演奏したい細かなニュアンスまでしっかりと表現できるんだそうです。

高校で初めてサックスに触れたのにもかかわらず、高校を卒業してわずか1年でプロになったということだけでもその実力がすごいことが経歴からも分かります。

しかし、ユッコ・ミラーさんには実力がありそしてサックスが上手いということがわかるエピソードが調べるとありました。

1、高校2年生の時にグレンミラーオーケストラのライブを見に行った時のことです。
その時、コンサート会場で待ち伏せしオーケストラのメンバーたちの前でサックスを演奏するという大胆な行動を起こします。
そうすると、「明日からのグレンミラーオーケストラの来日ツアーに君も参加しないか？」と誘われたそうです。
しかし、「明日学校があるから行けません」と断ったそうです。

その後、グレン・ミラー・オーケストラが来日したときに、正式にオファーがあり来日ツアーにスペシャルゲストとして参加しています。