名前：日高 みづえ（ひだか みづえ）
生年月日：1960年6月23日
出身地：鹿児島県
職業：元歌手、元タレント、元相撲部屋の女将

高田みづえは1970年代から1980年代にかけて活躍した人気歌手。彼女は16歳でデビューを果たし、デビュー後は4曲連続オリコンベスト10入りなど、圧倒的な人気を誇りました。

また、歌手としてだけでなく、タレントとしての人気も高く、「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」、「カックラキン大放送!!」といった番組にも出演していました。

高田みづえがデビューしたきっかけはオーディション番組「君こそスターだ!」。彼女は同番組で高評価を集め、第18代グランドチャンピオンに輝きます。

その翌年にはシングル「硝子坂」でデビューを飾り、そのキュートなルックスと抜群の歌唱力で大きな注目を集めました。

高田みづえは同期に清水健太郎や狩人、太川陽介といった歌手が多く、中でも年齢も近かった榊原郁恵と清水由貴子とは「フレッシュ3人娘」と呼ばれ、アイドル黄金時代を築きました。

ただ、3人揃っての活動などはほとんどなく、基本的には同期のライバルとしてしのぎを削っていたのだそうです。

高田みづえが結婚した旦那は大相撲力士として活躍していた若嶋津六夫です。彼は現役時代「南海の黒豹」の異名で知られ、非常に高い人気を誇っていました。最高位は「東大関」で、「515勝330敗21休」という戦績を残しています。

名前：日高 六男（ひだか むつお）
生年月日：1957年1月12日
出身地：鹿児島県
身長：188㎝
職業：元大相撲力士

高田みづえと若嶋津六夫の馴れ初めについては「雑誌の対談」だと言われています。2人はこの対談を機に意気投合し、以降はプライベートでも会う仲に。

ですが、2人が婚約を発表するまでは公に交際を認めることはなく、秘密裏に愛を育んでいました。

高田みづえの旦那である若嶋津六夫はじつは元々高田みづえの大ファンで、出会いのきっかけとなった対談の中で「好きな女性のタイプは？」と聞かれ、「高田みづえ」と答えていたのは有名な話です。

そのため、この対談以降2人は熱愛の噂が絶えず、結婚の前年に結婚報道が流れるなど、注目のカップルだったようです。

高田みづえと若嶋津六夫の結婚式と披露宴はテレビで生放送され、なんと視聴率は「30.2％」を記録。結婚式は松田聖子と神田正輝も披露宴を行った「ホテルニューオータニ」にて執り行われ、なんと1500人もの招待客が集まったのだそうです。

ちなみに2人の結婚式と披露宴の費用は合わせて「2億円」と言われていて、なんと高田みづえの衣装だけで「7800万円」ほどしたのだそうです。

高田みづえは若嶋津六夫と結婚した年の1985年に芸能界を引退しました。引退後は自身のレコードや出演番組のビデオ、数多くの受賞トロフィーはすべて手放していたようで、完全に芸能界を切り離して一般人として生きていくことに。

なぜ彼女がそこまで芸能界から距離を置いていたのかはわかりませんが、おそらく自身が完全な一般人になりたかったからではないかと思われます。

若嶋津六夫は高田みづえが引退したあとも力士としての活動を続けていましたが、結婚後は不振に陥り、ケガや病気、糖尿病を発症するなど、苦労が続きました。その結果、1987年の7月場所3日目に現役引退を表明。大相撲の世界から去ることになりました。

若嶋津六夫は大相撲引退後、「松ヶ根親方」として活動。当初は二子山部屋の部屋付き親方で、若かりし頃の花田勝（のちの横綱3代目若乃花）や花田光司（のちの横綱2代目貴乃花）の指導も行っていました。

1990年からは二子山部屋を独立し、新たに「松ヶ根部屋」を立ち上げ、親方としてより一層後進の指導にあたっていました。

若嶋津六夫と結婚した高田みづえは彼が親方になり、独立したあとは松ヶ根部屋のおかみとして活動。当時は相撲部屋の切り盛りはすべて任されていたようで、旦那と二人三脚で部屋を支えていました。ちなみにこの頃はすでに完全な一般人となっていましたが、おかみとして稀にテレビ出演などはしていたのだそうです。

高田みづえの子供は息子1人と娘1人で、長男は引退した翌年の1986年に出産。長女はそれから3年後の1989年に出産し、その後は家族揃って順風満帆な生活を送っていました。

ちなみに彼女の子供の運動会などには部屋の力士たちが応援に駆け付けることが多かったようで、子供たちは所属の力士たちに可愛がられていたのだそうです。

名前：日高 勝信（ひあだか かつのぶ）
生年月日：1986年12月19日
出身地：千葉県
身長：185㎝
血液型：A型
職業：元俳優、元タレント、会社員

高田みづえの息子・勝信は元俳優で、2011年のドラマ「幸せになろうよ」でデビュー。その後は漫画「タイガーマスク」の実写映画や漫画「彼岸島」のテレビドラマ、漫画「帝一の國」の舞台など、話題作に相次いで出演し、人気を集めていました。