DAOKOは2015年にメジャーデビューしたラッパーで、インディーズ時代から絶大な人気を集めていました。彼女はインディーズ時代からm-floといった人気アーティストとコラボしていて、メジャーデビューしてからは米津玄師やMIYAVIなどとコラボしています。

とくに映画「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」の主題歌にもなった米津玄師との「打上花火」は彼女の代表作のひとつとなっていて、映画と共に楽曲も大ヒットとなりました。

DAOKOはラッパーとしてだけでなく小説家としても活動していて、過去には雑誌「ダ・ヴィンチ」にて小説「ワンルーム・シーサイド・ステップ」を連載。

同作品は主人公の女の子が実家を飛び出し、イラストレーターとして活動しながら様々な人との交流が描かれていて、DAOKO自身のイラストも紹介されています。ちなみにこの小説はその後単行本としても出版されています。

DAOKOは「自信が無い」という理由から本名を明かしていませんが、ネットでは「吉田」や「なおこ」と名前が出回っていて、ファンの間では様々な憶測が流れています。また、過去には彼女と小中学校が同じだと人物が「かわた」とツイートしていたこともありましたが、真相はわかっていません。

DAOKOの現在の年齢は「24歳」です。彼女の生年月日は「1997年3月4日」で、星座は「うお座」になります。

DAOKOの出身地は「東京都」です。地元についてはわかっておらず、出身の小学校や中学なども判明していません。

DAOKOは2019年に自身の個人事務所「てふてふ」を設立していて、レーベルとして楽曲のリリースも行っています。そのため、現在はアーティストとしてだけでなく、社長としても活動していて、今後は同レーベルからデビューするアーティストも増えるのではないかと思われます。

彼女の事務所のロゴマークは「蝶」がモチーフとなっていて、てふてふという文字は「勾玉」をイメージしたデザインになっています。

DAOKOは3姉妹の末っ子として生まれ、当時は両親や姉から可愛がられたこともあり、わがままで甘えん坊な性格をしていたのだそうです。幼少期は本人も「甘やかされた」と語っていて、性格もいまとは随分違ったのだそうです。

この頃は感じたことをそのまま口に出していたようで、そのおかげで一度人間関係に挫折し、「思ったことをすぐに口に出しちゃだめなんだろうな」と一種の悟りのような状態になっていたのだとか。

DAOKOは幼稚園の頃に父親がよく車で椎名林檎の「丸の内サディスティック」をかけていたようで、同楽曲は現在も聴き続けていて、彼女にとっては「血液のようになっている」のだそうです。彼女にとって椎名林檎は唯一無二のアーティストとであり、女性としても理想なんだそうです。

DAOKOは中学生になってから頻繁にネットサーフィンをするようになり、そこでニコニコ動画に出会います。ニコニコ動画は誰でも動画を投稿できるもので、それを知った彼女は「面白い」と感じ、ニコニコ動画の魅力にとらわれるようになります。

その後、「ニコラップ」というジャンルを知り、それまで興味の無かったラップの世界にハマるようになりました。

DAOKOはニコラップを知ってからは毎日のようにニコニコ動画を見るようになり、自然と「やりたい」と感じるようになったのだとか。その初期衝動を信じて自身もニコニコ動画へニコラップの投稿をはじめ、すぐに人気を集めるようになります。

その後はラッパーとして活動している「Jinmenusagi（人面兎）」の呼びかけから彼の楽曲に客演参加もしていて、中学生にして話題のアーティストとなりました。

DAOKOはニコニコ動画での活躍がインディーレーベル「LOW HIGH WHO? PRODUCTION」の主催者に気に入られたことで高校進学と同時に同レーベルと契約。以降はインディーズのアーティストとしても活動をはじめますが、当時は顔を隠して活動していました。ちなみに当時のアーティスト名は「daoko（だをこ）」です。

DAOKOはインディーズのアーティストとして注目を集めたことで音楽グループ「m-flo」の☆Taku Takahashiに見いだされ、2013年に「m-flo + daoko」名義で「IRONY」をリリース。

同楽曲は映画「鷹の爪」の主題歌に起用され、注目を集めました。ちなみにこの楽曲を聴いた映画監督の中島哲也からも見いだされ、2014年の映画「渇き。」では彼女の楽曲「Fog」が主題歌に起用されました。

DAOKOの家族構成は父親と母親、そして上に2人の姉がいる5人家族です。家族の中では一番年下であることから非常に甘やかされたようで、当時はよく駄々をこねていたのだとか。

DAOKOの父親は過去にアートディレクターや画家として活動している奥村靫正の事務所で働いていたようで、ハッキリした職業はわかっていませんが、現在もおそらくアート関係の仕事をしているものと思われます。ちなみにこの事務所に在籍していたときはYMOのアルバムのアートワークにも携わっていたのだそうです。

DAOKOの母親については情報がなく、どういった女性だったのかわかっていません。