名前：寺田恵子（てらだけいこ）
生年月日：1963年月27日
出身地：千葉県船橋市
職業：シンガーソングライター
所属事務所：マスターワークス

寺田恵子さんは、物心ついた時から邦楽を中心に聞いており、幼稚園の頃から歌を歌う仕事に憧れていたのです。

そして小学生の頃、ロックミュージシャンのカルメン・マキ＆OZの『私は風』を聴いて自分と声が似ていることに感動した寺田恵子さんは、歌の仕事がしたいと歌手を志すようになったのです。

そんな寺田恵子さんは高校生の頃までは声の高さはソプラノで合唱部入りを進められるほど綺麗な声でしたが、カルメン・マキへの憧れから、枕を喉に当てながらシャウトしたりして声を潰していったそうです。

そして高校1年生の文化祭でボーカルを探していた男性バンドに誘われた寺田恵子さんは、男性主体の7人組バンドに加入しバンド活動をスタートしています。

その後女子大生バンド『メデューサ』へ誘われた寺田恵子さんでしたが、女バンドは出来ないと3回断るも、メンバーのうち1人がアルバイト先の先輩だったことから加入を決めたのです。

そして1985年にコカ・コーラのタイアップが付いたシングル『素敵にダンシング(Coke Is It)』でメジャーデビューを果たしたSHOW-YAは、ガールズバンドの先駆け的存在として注目を集めたのです。

しかし当初はアイドルとして売り出されたSHOW-YAは、女性バンドとして認められるには程遠かったのです。

そこで7thアルバム『Outerlimits』から音楽家の安藤芳彦さんに作詞を依頼し、笹路正徳さんがプロデューサーとして参加すると、アルバムは約60万枚のセールスを記録し、チャート1位に輝いたのです。

さらに同年にリリースしたシングル『限界LOVERS』が昭和シェル石油のCMに起用されたSHOW-YAは、同曲が30万枚のロングヒットを記録しブレイクしたのです。

しかし寺田恵子さんは人気絶頂の1991年に突然バンドからの脱退を発表すると、翌年にバルセロナオリンピックのイメージソングとなったシングル『PARADISE WIND』でソロデビューしています。

寺田恵子さんの父親は明さんと言い、実家で工務店の社長として家族を支えていたそうです。

そんな父・明さんは大の音楽好きだったこともあり、幼少期の寺田恵子さんに三味線を習わせています。