寺田さんはロックバンドSHOW-YAのメンバーでボーカルを担当しています。

1982年にYAMAHA Light Music Contest ’82 レディース部門ベストボーカリスト賞を受賞されています。

SHOW-YAのボーカリストとしてデビューするも1992年に脱退し、同年にシングル「PARADISE WIND」でソロデビューされています。
2005年に脱退していたSHOW-YAを再結成しました。

バンドの他には2004年にROCK’N JAM MUSICALにてミュージカル初舞台をするなど精力的に活動されています。

出身の小学校は船橋市立薬園台小学校になります。
船橋市にある小学校でいじめ防止について力を入れてる学校です。
また近くに史跡巡りできる所がたくさんあります。

寺田恵子さんは物心がついた時から歌が好きで、小学生のときから「のど自慢」やモノマネ番組に出たくて、応募ハガキを送ったりしていましたが実際に行く勇気が出なくて行くことはなかったんだとか。
子供の頃から、年上の女の人にいじめられるタイプだったようです。　
何をするわけでもなく、ただ歩いているだけで帰り道に待ち伏せされたり、ランドセルから出ている定規や笛を抜かれて足を叩かれた経験があるようです。

そして小学生の頃、ロックミュージシャンのカルメン・マキ＆OZの『私は風』を聴いて自分と声が似ていることに感動した寺田恵子さんは、歌の仕事がしたいと歌手を目指すようになっています。

出身の中学校は船橋市立二宮中学校になります。 かつて習志野原には、野生のりんどうの花が咲き誇っていました。
その為校歌にも「りんどう花は咲きこて・・・」と歌われているようです。

中学校では「エースをねらえ！」が流行っていたこともあり、テニス部に入ったそうです。
また本当は１年生は出られない秋の大会に入部半年の寺田さんが選ばれたことがありました。
そこから先輩のイジメが凄かったようで「その笑顔が気にいらない。チャラチャラしてんじゃねーよ」といったイジメを受けていたそうです。そのイジメは先輩がいなくなるまで、続いたそうです。

出身の高校は千葉県立船橋芝山高等学校です。
現在の偏差値は５６と少し高く卒業生の7割が進学される学校です。
高校生の頃までは声の高さはソプラノで、高校時代の先生にはその声の高さから合唱部入りを勧められたこともあったが、カルメン・マキへの憧れから、枕を喉に当てながらシャウトしたりして声を潰していったようです。
また高校1年生の文化祭でボーカルを探していた男性バンドに誘われ、男性主体の７人組バンドに加入しバンド活動をスタートしています。
そのバンドが練習していたスタジオの店長からSHOW-YAの前身バンドである女子大生バンド「メデューサ」への加入を持ち掛けられました。
しかし、女バンドが嫌いな寺田さんはこの誘いを3回断っています。
メデューサのメンバーの1人がアルバイト先にいた友人だったことから加入を決めたようで、SHOW-YAに17歳の時に入りました。

18歳の時にはSHOW-YAに加入していましたが、アイドルを目指していたためメンバーには内緒で「スター誕生」のオーディションを受けていました。
しかし、作られたお人形さんみたいのはイヤだから、カーリーヘアにしてロンタイといった不良のような恰好で行ったら、一次予選で落ちたという経験があるようです。

バンドを始めたのが高校生のときで、在学中に地方のコンテストに行くため、学校を休まなければならなかったのですが、寺田恵子さんは、とりあえず先生に「一週間休みたい」という話をしています。
すると、「わかったよ。俺が言っておく」と、毎日、休んでいるときに、「今日は風邪をひいているという連絡があった」「まだ熱が下がらないと電話があった」と報告してくれていたそうです。

そして寺田恵子さんが初めてテレビ番組「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに出たときに、先生は、電報を送ってくれ、しかもそれをタモリさんが読んでくれたそうです。

寺田恵子さんは1度SHOW-YAを脱退し、ソロになっています。
そして2005年に寺田さんの呼びかけでSHOW-YAを再結成させたようです。

寺田恵子さんは高校卒業後は大学へは進学せず、SHOW-YAとして活動しています。

1985年に「素敵にダンシング」でデビューを果たしています。
デビュー曲にはコカ・コーラのタイアップがつき、ヘアメイクやスタイリストも世界で活躍する人、衣装デザインもコシノジュンコと、大きなプロジェクトが組まれていましたが、セールスは伸び悩んでいました。

そんな中、歌がうまいだけじゃダメだと思い「この衣装は、この髪型は、この化粧は......」って、アルバムを出すごとに全部違う顔をするなど悩んでいた時期がありました。
そして、最終的に出した答えが「下着になる」ということだったようです。