バンド名：少年ナイフ（しょうねんナイフ）
活動期間：1981年-活動中

主なリリース作品
オリジナルアルバム
1983年　BURNING FARM（1983年）
1984年　山のアッちゃん。（1984年）
1986年　PRETTY LITTLE BAKA GUY（1986年）
1991年　712（1991年）
1992年　Let's Knife（1992年）
1993年　Rock Animals（1993年）
1996年　Brand New Knife（1996年）
1998年　HAPPY HOUR（1998年）
2000年　Strawberry Sound（2000年）
2002年　Heavy Songs（2002年）
2003年　Candy Rock（2003年）
2005年　GENKI SHOCK！（2005年）
2007年　fun！fun！fun！（2007年）
2008年　Super Group（2008年）
2010年　Free Time（2010年）
2012年　Pop Tune
2014年　嵐のオーバードライブ
2016年　アドベンチャーでぶっとばせ！
2019年　Sweet Candy Power

カバーアルバム
2011年）　大阪ラモーンズ

少年ナイフは、1981年に大阪で結成されたガールズバンド。独自の音楽の世界観で多くの音楽ファンたちに影響を与えており、現在も圧倒的な存在感を放ち活動を行っています。

日本のみならず、海外の音楽ファンたちからも大人気の少年ナイフ。1992年にリリースされたアルバム「Let's Knife」で日本でメジャーデビューを果たす前から海外での活動も積極的に行い、長年に渡り海外のファンからも絶大な支持を獲得し続けているのです。

伝説のロックミュージシャン、カート・コバーンさんも少年ナイフのファンであったことでも有名です。

カート・コバーンさんは1967年2月20日にアメリカで誕生し、生前はロックバンド、ニルヴァーナのボーカル&ギターとして活躍。数多くの名曲でロックファンたちのハートを刺激し、世界的な成功を収めることに成功しました。

ニルヴァーナのメンバーとして人気絶頂であったカート・コバーンさんですが、27歳の若さで死去。その後、ニルヴァーナは解散してしまいましたが、現在もニルヴァーナの音楽は世界を魅了しており、カート・コバーンさんも全世界のロックファンたちに影響を与え続けています。

少年ナイフとニルヴァーナは、まだニルヴァーナが活動を行っていた頃に全英ツアーを共に行ったことも。また、ニルヴァーナのシークレットギグで少年ナイフの名曲「Twist Barbie」のカバーを披露したこともあるなど、両バンドは良好な関係を築いていたこともうかがい知ることができます。

少年ナイフを語るうえで欠かせないのが、名曲「Top of the World」のカバーバージョン。「Top of the World」はアメリカのミュージックデュオのカーペンターズがリリースした楽曲であり、少年ナイフのみならず多くのアーティストたちがカバーしているほどの名曲です。普段あまり洋楽を聴くことがない人でも、曲名は知らずとも「Top of the World」を聴いたことがあるのではないでしょうか。

カーペンターズによるオリジナルの「Top of the World」は、優しさが感じられる穏やかな曲調となっていますが、少年ナイフによるカバーバージョンの「Top of the World」はノリノリのロックナンバーに。少年ナイフならではのかっこよさも感じられるカバーとなっており、明るい気分になりたいときにもピッタリです。

少年ナイフのカバーバージョンの「Top of the World」は、映画「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人（原題：The Last Supper）」のエンディングテーマに起用されました。

「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人」は1995年にアメリカで公開された映画であり、日本では劇場で公開されなかった名作。少年ナイフは海外人気を獲得することにも成功していますが、「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人」がきっかけで少年ナイフのファンになった海外の音楽ファンも多いはずです。

2021年に解散を迎えたジャニーズアイドルグループV6がレギュラーを務めていたバラエティ番組「学校へ行こう！」の1コーナー「未成年の主張」のテーマソングとしても、少年ナイフによる「Top of the World」のカバーバージョンが起用されました。番組をリアルタイムで視聴していた世代の人にとっても、馴染み深い名曲ではないでしょうか。

少年ナイフといえば、「Buttercup（I'm A Super Girl）」も有名です。「Buttercup（I'm A Super Girl）」も少年ナイフにしか表現することができないノリノリのロックナンバーとなっており、ロックを聴いてテンションをMAXにしたい人、気分転換に明るい曲調の楽曲を聴きたい人などにもおすすめです。