名前：元ちとせ（はじめ ちとせ）
生年月日：1979年1月5日
出身地：鹿児島県大島郡瀬戸内町

元ちとせは、代表曲「ワダツミの木」が大ヒットした歌手であり、奄美民謡歌手としても知られています。

1998年10月に歌手デビューを目指して上京し、CDショップでアルバイトをしながら音楽活動を行い、2001年3月に山崎まさよしなどの楽曲をカバーしたミニアルバム「Hajime Chitose」でインディーズデビューしました。

その後オーガスタレコードよりミニアルバム「コトノハ」を発売し、2002年にエピックレコードジャパンよりシングル「ワダツミの木」をリリースしてメジャーデビューを果たしました。

デビューシングル「ワダツミの木」はオリコンシングルチャート1位となるヒットを記録し、サウンドスキャンジャパン発表の年間シングルチャートでも1位を記録しています。

メジャーデビュー曲にして自身最大のヒットを飛ばした元ちとせについて、ここでは現在の活動や結婚の話題をまとめました。

歌手としての最新の仕事情報、結婚した旦那との馴れ初め、子供の出産と子育て状況など、気になる結婚事情や現在の音楽活動をお届けします。

元ちとせは、2004年1月に2歳年上の一般男性と結婚しました。

旦那は結婚当時、沖縄で飲食店経営をしている男性で、沖縄県名護市でカフェバー「SABABA」を経営していました。

店名の「SABABA」はヘブライ語で「良い感じ」という意味で、店の外観は沖縄らしい南国の雰囲気があり、店内では海を眺めながら食事ができるという素敵なカフェバーだったようです。

人気シンガーソングライター・絢香の楽曲「Jewelry day」のミュージックビデオのロケ地としても使われるなど、美しい沖縄の海を望めるロケーションは多くの人に愛されました。

残念ながら2009年3月31日に閉店しており、移転や新店オープンなどその後の情報は入ってきていません。
しかし閉店の日には妻である元ちとせが店で歌声を披露したようで、夫婦で支え合って店舗を経営していたことが窺えます。

旦那との馴れ初めについては明かされていないものの、旦那は沖縄で飲食店を経営していたことから、地元での出会いだった可能性が高そうです。

2004年に結婚した元ちとせは、結婚と同時に妊娠していたことが判明しましたが、その後流産するという苦難に襲われたことがわかっています。

しかし、2005年1月には新たな命に恵まれ、待望の第一子となる女児を出産したことが報告されました。

また、2009年12月には第二子となる男児も誕生し、現在は2人の子供に恵まれています。

子供が生まれてからは、子育てするにあたり環境の良い故郷・奄美大島の瀬戸内町の実家で暮らしており、仕事があるたびに上京する生活を送っています。

2021年現在、子供たちは長女が16歳、長男が12歳になりました。
高校生と中学生の子供を持つ母親ということで、現在は子育てに追われる日々を送っているようです。

元ちとせは子育てについて「生まれ育った場所でのんびりと子育てさせてもらっています」と語っています。

故郷での子育てということもあり、「私ひとりが抱えることではなく、地域のみんなが協力してくれるのですごく助かっています。島で子育てできて良かった」と語り、とても良い環境で子供を育てられていることが明かされました。

歌手として活躍する元ちとせの血を受け継いだ子供ということもあり、子供たちは2人とも音楽に興味を持っているようです。

16歳の長女はアイドルに興味を持ち、数年前にはAKB48や西野カナにハマっていることが明かされました。
元ちとせが日本レコード大賞に出た際にはAKB48と同じステージに立ったこともあり、子供は自身のステージよりもAKB48への食い付きがよかったようで、母親としては少し悔しかった心境も吐露されています。

長男も三味線を弾くなど音楽に興味を示していますが、元ちとせは家族が自身の楽曲に参加することについて「させません」と否定しています。

「音楽活動をしたければ自分の力でレコード会社を見つけてこいと言います」と語っており、親のコネを利用しての音楽活動はさせないことをキッパリと断言していました。

元ちとせの最新の仕事情報をお届けします。
元ちとせは現在、故郷・奄美大島の魅力を伝える活動に取り組んでいます。

2021年8月4日にはセレクションアルバム「トコトワ 〜奄美セレクションアルバム〜」がリリースされました。

この作品は元ちとせのインディーズデビュー20周年を記念したアルバムで、メジャーデビュー前に発表された「コトノハ」、代表曲「ワダツミの木」「語り継ぐこと」などが収録され、奄美大島の雰囲気を感じられる楽曲を集めたアルバムに仕上がっています。