名前：長渕 剛（ながぶち つよし）
生年月日：1956年9月7日
出身地：鹿児島県
血液型：A型

日本を代表するシンガーソングライター、長渕剛。
1977年にシングル「雨の嵐山」でデビューし、1978年に「巡恋歌」で再デビュー。
「乾杯」「とんぼ」「しあわせになろうよ」など数々のヒット曲を生み出し、日本を代表するシンガーとして長年にわたり愛され続けています。

歌手活動のかたわら俳優としても活躍し、ドラマ「家族ゲーム」「親子ゲーム」「とんぼ」、映画「ウォータームーン」などに出演してきました。

ここでは長渕剛の薬物疑惑、大麻で逮捕された事件をまとめました。
過去の薬物逮捕の詳細、近年の覚醒剤疑惑、覚醒剤使用の否定と不起訴or起訴猶予についてもお届けします。

1995年1月24日、長渕剛が大麻取締法違反で現行犯逮捕されました。

警視庁が長渕剛の覚醒剤取締法違反容疑で内偵を進めていたところ、家宅捜索で自宅から大麻1グラムが発見されたとのことです。

長渕剛は大麻吸引を認め、その場で大麻取締法違反により現行犯逮捕されました。

長渕剛が大麻で逮捕されたのは、警視庁が長渕剛の覚醒剤取締法違反容疑で内偵していたことがきっかけでした。

内偵され家宅捜索を受けるほど捜査が進んでいるのであれば、警視庁側も長渕剛の覚醒剤使用に確信を持っていた筈ですが、結果的に長渕剛の自宅から覚醒剤は見つからず、尿検査も陽性反応が出ませんでした。

長渕剛本人も覚醒剤については否定しており、確たる証拠が見つからなかったことから、処分保留のまま釈放され、後に起訴猶予処分となりました。

大麻で逮捕されたものの、覚醒剤については否定し、起訴されなかった長渕剛。
しかし1995年の逮捕事件から30年近く経った現在も、未だに長渕剛の覚醒剤疑惑は囁かれ続けています。

2016年に元プロ野球選手の清原和博が覚醒剤で逮捕された際も、長渕剛の覚醒剤疑惑が再び話題になりました。

2016年2月、清原和博が覚醒剤取締法違反で逮捕されたことで、週刊誌「週刊新潮」が実名で長渕剛を「覚醒剤仲間」と報じました。

長渕剛と清原和博は兄弟のように親密な関係で、清原和博は長渕剛のことをアニキと慕い、打席テーマ曲に「とんぼ」を流していました。
長渕剛も清原和博の引退セレモニーに駆けつけ、「とんぼ」を熱唱するなど深い交友関係がありました。

記事によると、長渕剛と清原和博は二人でホテルにこもって覚醒剤を使用する仲で、清原和博が長渕剛のために覚醒剤の調達を担当していたと報じられました。

この報道に対し、長渕剛側は「弁護士を通じて抗議する。名誉毀損を含めた法的措置を検討している」と疑惑を否定。
しかしその後実際に法的措置を取ったとの情報はありません。

清原和博逮捕により再燃した長渕剛の覚醒剤疑惑ですが、前述した報道後に長渕剛の所属事務所が二人はすでに絶縁していることを明かしました。

所属事務所担当者によると「長渕剛は清原容疑者と報道前から疎遠になっている。週刊新潮の報道は全くの事実無根」と主張していたといいます。

実際に長渕剛と清原和博は2014年頃に絶縁していたと言われており、清原和博の薬物疑惑が噂されるようになった頃から、距離を置くようになったとされています。

絶縁した理由については「詳しいことは言えない」「このまま関係を続けていくことが困難になった」という曖昧なものでしたが、続報によると清原和博への捜査が始まった頃から長渕剛の態度が急変し、一方的に絶縁を言い渡したという情報も報じられています。

これが事実であれば、清原和博の薬物逮捕により自身に火の粉が降りかかるのを避けようとした長渕剛の逃げの一手という見方もできるかもしれません。

清原和博は捨てられた形となり、二人の蜜月は終わりを迎えました。
現在も二人に表立った交流はなく、覚醒剤が原因で疎遠になったことは間違いなさそうです。

1995年1月24日に大麻取締法違反で現行犯逮捕された長渕剛ですが、覚醒剤取締法違反容疑については否定し、尿検査も陽性反応が出なかったことから、2月3日に処分保留のまま釈放となり、3月16日に起訴猶予処分となりました。

長渕剛の処分について不起訴・起訴猶予で混合している人が多いようですが、不起訴と起訴猶予は違うものです。

不起訴とは、警察や検察での捜査の結果、“嫌疑を十分に立証する証拠がなかった”場合に嫌疑不十分で起訴できないことを言います。

一方、起訴猶予とは“嫌疑を立証できる証拠は揃っているが、被害者の処罰感情や容疑者の反省状況を考慮して不起訴にする”場合のことを言います。