名前：AK-69（エーケーシックスティナイン）
生年月日：1978年8月28日
出身地：愛知県小牧市
血液型：A型

数々のヒット曲を生み出し、ヒップホップファンのみならず幅広い層から支持されるヒップホップアーティストのAK-69。

2007年にリリースした「Ding Ding Dong ～心の鐘～」でヒップホップファンの心を掴み、2009年にリリースした「And I Love You So」が大ヒットしたことで広く認知されるアーティストとなりました。

音楽活動のかたわら俳優業にも進出し、2019年公開の映画「影に抱かれて眠れ」で俳優デビューを果たしています。

日本でもトップクラスの人気と知名度を持つアーティストであり、2022年にはソロラッパーとして最多タイとなる5度目の日本武道館ライブを成功させました。

ここではそんなAK-69の本名・年齢・実家・家族をまとめました。
AK-69が生まれ育った実家や地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

AK-69は1978年8月28日生まれで、年齢は2022年に44歳となっています。

本名は「武士 尋己（たけし ひろき）」です。
AK-69というアーティスト名の由来は、銃の「AK-47」からきており、元々はそのままAK-47の名前で活動していましたが、音楽仲間に「女の尻ばっか追いかけている」と言われたことをきっかけに「AK-69」に改名しました。

また、銃のAK-47は「カラシニコフ」と呼ばれていることから、AK-69のラッパー名義は「AK-69」、シンガーとして活動する時は「Kalassy Nikoff」と使い分けていた時期もあります。

現在は名前が統一され、どの活動でも「AK-69」として活動しています。

AK-69は愛知県小牧市出身です。
愛知県小牧市の小牧市立応時中学校を卒業しているため、実家もこの辺りにあると思われます。

幼少期のAK-69は〝超〟が付くヤンチャな少年で、保育園の頃から先生を困らせていました。
中学高校時代も素行が悪く、喧嘩に明け暮れては相手を病院送りにするといった日々を送り、少年院に入っていたこともあったそうです。

しかし少年院で過ごした時間を経て自分探しをするようになり、音楽と出会って音楽活動をスタートさせました。

2018年12月3日、AK-69が母校である愛知県小牧市の応時中学校を訪れ、全校生徒700名を前にサプライズでライブを開催しました。

ライブでは「Flying B」「Iron Horse」などをはじめヒット曲を披露し、1時間超えの素晴らしいパフォーマンスを見せました。

ステージから後輩達に音楽でエールを送り、全員で記念撮影も行うなど母校を大切にする姿に生徒達も感化されたようで、「僕たちもAK-69さんのように頑張っていきたい」というメッセージが送られました。

ここからはAK-69の家族についてお届けします。

AK-69の家族構成は、父親・母親・姉・本人の4人家族で、2人兄弟の末っ子として育ちました。

家族関係は〝かかあ天下〟な家庭だったようで、口うるさい母親と、いつもニコニコとしている穏やかな父親のもとで育っています。

ただ、現在は両親どちらも他界しており、AK-69は亡き両親へ向けた楽曲を発表しています。

2017年6月9日にリリースされたデジタルシングル「STRONGER」は、2016年末に他界した父親への想いを歌った楽曲です。

AK-69は父親について「父親は調子のいい人で、職場でも若い子から同世代にまで好かれる人間」と語っています。

父親との仲は良かったものの、仕事を転々とし、父親としての威厳もなかった姿を見て、「いい人だけど、オレはこうなっちゃいかんっていう気持ちがありました」と、心のどこかで父親を少し見下していた気持ちを明かしていました。

しかし、そんなAK-69に〝優しさとは強さであること〟を教えてくれたのも父親です。

父親は晩年、肺がんを患い、AK-69ら家族は医者から「想像もできないほど苦しい」と聞かされていました。

しかし苦しいはずの父親は誰かがお見舞いに来るたびに普段通り振る舞い、周囲に気を配り、いつも通りの笑顔で接していたといいます。

そんなある日、医者に呼び出されて言われたことが「お父さんは気丈にしていますが、錯乱するくらいに苦しいはず。今夜がヤマです」という言葉でした。

医者の言葉通りその翌日に他界した父親を目の当たりにしたAK-69は、父親が最期まで苦しさを隠し、家族や周囲のために気丈に振る舞ってくれていたことに気付き、初めて父親を尊敬したといいます。

AK-69は「ずっと〝ただのいい人〟だと思っていたけど、実はそんな簡単な言葉で表現できる人じゃなかった」と語り、「優しさは強さ」であることを父親から教わりました。

そんな父親に贈る「STRONGER」は、AK-69の素直な言葉が表現されたリリックとなり、感動を誘う楽曲に仕上がりました。

2019年12月18日にリリースされたシングル「Angels」は、AK-69が他界した母親に向けて歌った楽曲です。

母親は2018年のホールツアー中に急死し、突然の別れに心が追いつかないままだったようですが、ようやく心の整理ができたとして曲を発表しました。

AK-69は「まだまだ見せたかった景色が山ほどあるんですが、天国の特注シートで観てくれてると思います」と語り、母親への愛情の込もった楽曲をリリースしました。